第21話 あとがき

と、いうわけで終わりです。


いやいや、予定より随分長い時間かかってしまってごめんなさい。

本当なら2019年内中、遅くてもアンベルノッテが閉店する2020年1月31日までにはアップを…と思っていたのですが。


途中で、クロウリーの「霊視と幻聴」を開くと具合が悪くなる事件が発生し、全く執筆が手につかなくなってしまいました。

ネタが秋分明けからですので、4ヶ月もかかったわけです。


書き始めた頃はリースにアエティール探索をさせたいわけではなかったのですが、いざ書き出すとそうなってしまったという…。

どのあたりのアエティールを探索させていたかというと、自分が好きな14番目のUTI 、13番目のZIM、12番目のLOE、11番目のIKHです。(あ、OXOの要素も入ってるなあ)

10番目のコロンゾンには行かせたくなかったので、その手前でストップしました。


物語の中で天使が語っていた言葉は、国書の「霊視と幻聴」から大部分を引用してますが、独自に喋らせてるところもあります。物語の進行に合うセリフを天使に喋ってもらうのにすっごく苦労しました。


リースが鈴木の精神に潜って、見て、立ったあの世界は、十数年前にわたしがいきなり迷い込んで、一瞬だけ垣間見た世界です。

どこまで表現できたかわかりませんが、暗くて明るくて、静謐で、無限に何処までも広がっている世界でした。

もう一度、訪れたいと思っても、なかなか行けない世界ですね。


色々と伏線は張りましたが、彼女を主人公に続編を書くかどうかはまだ未定です。

キャラ構築のためご協力いただいた方々、実在した場所を提供していただいたすべての皆様に感謝します。


今までお読みいただきありがとうございました!

あなたに太陽神ルーの加護がありますように…

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Mystery of Mysteries 砂樹あきら @sakiakira

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