第17回 書き出し祭り/2-20『可変の壁画、空泳ぐ航海船にさよならを』タイトル&あらすじ感想
【タイトルとあらすじを見ての印象】
かっこいい〜〜
洒落てる〜〜
素敵な雰囲気のある作品ですね。
ハルタあたりで連載される漫画っぽい雰囲気だ。
これコミカライズに向いているんじゃないですか?
児童文学系にもいけるかもしれない。
興味を惹かれる単語がたくさんあって、あらすじの時点で世界が目の前に広がっている感じがしました。
【タイトルからの本文妄想】
(これを書いている時点で、まだあらすじは読んでいません)
これタイトルだけで本文妄想するの難しいタイプのやつ!
何ですか可変の壁画って!
壁画だけど、変わっていくということ?
未来のことまで刻まれている壁画があって、現在より先の部分はその時々の世界の選択によってどんどん変化していくみたいな?
え、そんな安直に受け取っていいの?
でも私には今、抽象的な解釈で世界を広げられる脳のキャパシティがない!のですみません、上記のような直接的な解釈で行かせてもらおうと思います。
そんなわけで、そもそもの可変の壁画には空を泳ぐ航海船が描かれていたわけですよ。
それが、消えるんです。
空を泳ぐ航海船の存在した未来が、消失する。
それを見守る壁画の管理人が主人公たちということにしましょう。
自らは変わりゆく壁画にも、人類の選択にも手出しはできない。
ただ、日々起こった大きな出来事を記録し、それによって変化した箇所を記録する。
もちろん一人ではあまりにも膨大すぎて処理できませんから、チームで行っています。
それぞれ担当する地域が決まっていて、シフト制。
彼らは数人が同室となる寮のような住処で生活をしていて、それぞれの担当する地域で起こった興味深い出来事について楽しげに会話をするのです。
短編連作形式ですね。
色んな子が、順繰りにその日に起こったことを話して聞かせる感じで。
【タイトル&あらすじからの本文妄想】
これは少年と少女、どちらメインでいくんでしょう。
漫画だと同時進行も表現しやすそうですが、小説で同時進行するとなると色々死にますよね。
朝の街の少女からスタートしましょう。
街の様子や少女の毎日の生活を描きつつ、時の動かぬ街の中、夜の区画との境目に奇妙な壁を見つける。
朝|昼|夜|朝……みたいな感じで円形になっているイメージなんですかね。
それとも点在しているんでしょうか。
違和感を覚える壁を観察していると、それはどうやら朝の街に於いても昼になったり夜になったりするらしい。
そして時折、船がくる。
逆さに泳ぐ、立派な船が。
あ、ここまで書いてから気付きました。
これ、壁、もしや固定じゃない?
朝は朝の街の壁に出現して、昼は昼の街に、夜は夜の街に現れるってことですかね?
いやでも”その場所と出会い”だから、可変の壁に通じる道が、可変の壁に描かれた時間によって繋がり先を変える方かな。
それじゃあ空を泳ぐ船を見つけ、それを見つけたのは自分が一番乗りなんだぞっていうアピールをしようと壁に言葉を残す少女。
壁の時間が昼を過ぎ夜になり、その路地が夜の街と繋がった時、壁を見つけた少年は少女の刻んだ言葉に気付く。
『朝焼けの中、空を泳ぐ船はすごく綺麗』
「……朝?」
『夜空を泳ぐ船の間違いだろ』
そうして次の日、また壁画の前にやってきた少女が驚いたところで提出分!
そこから少女と少年の交流が始まり、昼の街で初めて面と向かって喋り、壁画と世界の謎に近付いていく的な!
これ、相当な大長編の気配ですね。
ご依頼ありがとうございました!
好きな食べ物は、きゅうりの浅漬けと醤油のお煎餅です!
本文を楽しみにしておりますー!
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