第17回 書き出し祭り/1-23『乙女ゲームの『推し本人』に転生――って、それ意味あるゥ!?』タイトル&あらすじ感想
【タイトルとあらすじを見ての印象】
あぁ〜〜なるほど、相互で性転換転生タイプでしたか。
シンプルなあらすじですね。
具体的な内容には踏み込まず、ガワの説明だけに終始している感じ。
学園ものということだけは分かります。
それと外見に関してゲーム上の抑止力があるらしいということも。
推しを一生懸命演じようとする主人公と、好き放題するお相手が、お互いに「なんで!」ってなりながらも仲良くなっていく感じでしょうかね。
ヒロインになってしまった男の子は、乙女ゲームをプレイしたことがあるのかが重要ですよね。
あらすじからすると、ゲームプレイしたことなさそう。
【タイトルからの本文妄想】
(これを書いている時点で、まだあらすじは読んでいません)
どういうジャンルで持っていくんでしょうかねー。
私、性転換転生ものの恋愛の着地点を知らないんですよね。
このタイトルで恋愛絡めて展開していくとなると、主人公がBL好きのオタクで、転生しちゃった乙女ゲームは匂わせBLがあると話題になってたから買ったやつで、転生先は推し(男)で、推しのお相手は男、みたいな。
そしたら推しの中身は女の子だから、男性相手に恋愛感情も抵抗なく持てますよね。
そもそもそういう感じじゃないのかなぁ、恋愛なしで、コメディとして最後まで行っちゃう?
その路線だとあんまりいいのが浮かばなかったので、とりあえずBLで恋愛絡めて行きますね。
主人公の推しは、もちろんヒロインの攻略対象なんですが、ヒロインとの恋愛ルートに乗らなかった場合、信頼し尊敬している師と一生を共にした……みたいな、捉え方によってはBLですよね、それ!的な展開でエンディングを迎えるキャラ。
好感度が低い状態だとヒロインに対して、というか令嬢たちに対して軒並み塩対応で、唯一笑顔を見せて心を開いているのは師匠のみ、っていう。
ヒロインが女性として唯一推しが心を許す相手になるっていうのが通常ルート。
もちろん主人公はそれを選ばず、他のキャラの好感度を上げながら、推しの映り込むスチルを回収するのみ。
おかげで転生してもヒロインが何してくるか分からない。
なんなら全ヒーローとの友情ルートしか見てなかったおかげで、他のキャラとヒロインのあれそれも全く分からない状態。
オタク仲間から、推しとヒロインの恋愛ルートで見られるスチルだけは主人公部分をモザイクかけてもらって薄目で見て、それがどういうシーンなのかだけざっくりと教えてもらって何となく知っているけど、それも基本的に全部推しと師匠の妄想に利用してしまったからヒロインの情報としては不完全。
そんな状態なのに、気がついたら推しになっていて、どうする私⁉︎っていう。
【タイトル&あらすじからの本文妄想】
乙女ゲームのプレイ画面が映るテレビ。
そこに出る推しのスチル。
推しの推したる所以を挙げていく最中、ぐるぐると視界が回り暗転したと思ったら……ここはどこ⁉︎
なんだか今まで見ていたゲームのスチルの背景に似ているような……いやこれ見間違う訳なくない??????????
推しの家じゃない??????????
大混乱に陥りながら部屋中を確認していく途中で鏡を見て、叫ぶ主人公。
「お、お、推しーーーーーーーーー!??!?!?!??!?!」
何事かとやってくる召使いたちを下がらせ、記憶を探る。
乙女ゲー大好きな自分の記憶に並行して、推しのものらしき記憶がある。
どうやら本当に推しになってしまっているらしい。
嘘だろォォォってなりながら鏡を再確認して、そこに映る推しの顔面に……
「え、マジ解釈違いなんだが」
推しはこんな顔しねぇと絶望。
そこから必死で推しになりきる練習を繰り返し、ついにゲームのスタートである学園入学の時!
「女の子と恋愛とかできる気がしないが……とりあえずヒロインと会ってみて考えることにしよう……」
「なにかおっしゃいましたか?」
「いや、何でもない」
「ついに入学でございますね」
「あぁ、見送りご苦労」
「いってらっしゃいませ」
入学式で名前を呼ばれたヒロインの姿を見た主人公は愕然とする。
(え、私の知ってるヒロインと違うんだけど……⁉︎)
的なところで提出分エンド!
そこからは喧々囂々しつつ、ゲームの流れに乗ったり乗らされたりしながら仲良くなっていっておくれ。
ご依頼ありがとうございました!
本文を楽しみにしておりますー!
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