竜がいた異世界で、手に汗握る逃亡生活!

かつて竜が住んでいた異世界へ飛ばされてしまった氷室竜夫。何故か、命を狙われる羽目に。いつ、どこで、誰が襲って来るわからないという常に緊迫した状態で過ごさなければならなくなります。

あと、主人公が逃亡者……ということもあるのでしょうが、とにかく戦闘がエグいですね。まさに「命がけ」の状態で戦いが進んでいきます。ちょっと前の任侠ガンダムみたく、主要キャラがバタバタ討ち死にしていきます。「補正」というものが一切ない。それゆえ、読者は緊迫感を持って読まなければならない作品です。

そもそも、どうして戦っているんだっけ?
敵の正体って結局、何なんだろう?

これが不明瞭なだけで、ここまでハードでシリアスな作品になってしまうとは。恐ろしいですね……(;´∀`)

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