「バケツをひっくり返したような」では明らかに音も形状も違う

まず、バケツをひっくり返した時に溢れ出る水は「ザバー」です。


そして雨は「ザー、ザー」です。


明らかに音も違えば形状も違います。

いささか無理があるのでは?


しかも、表現がひどく子供っぽい。

大人なら、もうちょっと知的な表現はできないものでしょうか?


とは思うものの、なかなかないんですよね、これ。


せいぜいが「滝のような」くらいでしょうか。

これも子供っぽい…。


「弾丸のような雨」

「機関銃のような雨」


これなら悪くない気がしますが、戦争を彷彿させる表現はメディアが嫌いますから、まず一般的にはならないでしょうね。


う~ん、難しい。

難しいけど、バケツは気に入らない。


バケツ…。

バケツではね…。


幾多の競争を勝ち抜いた高学歴アナウンサーが使う表現ではないでしょう。


「高圧洗浄機のような」

子供には伝わらないか。


「ハリネズミがいっぱい降ってきたような」

ファンタジー…。


もう無理に比喩表現使わない方がいいんじゃありません?


単に強い大雨って言うのは、ダメ?

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