「行った」←これどう読む?

「行った」


これだけでは「いった」と読むのか「おこなった」と読むのか分かりませんね。


小説を書いている人間なら

「紛らわしいな、これ」

と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。


え、前後の文脈から読み取ればいい?

確かに、小学校高学年程度の知識があれば、まず問題なく読めるでしょう。


しかし、それ以下の子供や、日本語を勉強中の外国人さんにとっては間違いなく「覚えるのが面倒な単語」の一つです。


いかにもテストに出てきそうな感じで気に入らない。

引っかけですよ、引っかけ。


それに、いくら日本語に精通した人間でも、読書中わずかながらノイズが混じることはあります。

それもちょっと気に入らない。


だからといって平仮名で「おこなった」と書けば

「それくらい漢字で書け」

と指摘されるし…。


ほんと、いぢわるですよね。

違う漢字にすればいいのに。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る