第二話 星剣会議
第一話のあらすじ
皇帝ユピテルの暗殺に失敗した次期巨門ザウラクは荒野アリオトへ逃亡していた。
副官二名、そして部下たちと合流した彼らは、ある人物を頼りに最南の地ベネトナシュへと向かう。
その直前、ザウラクたちは突如として荒野に出現した謎の巨大生命体「天士」に襲われる。
絶体絶命の最中に彼らを救ったのは、長い黒髪に黒の瞳を持つ美丈夫の戦士アルテミスだった。
ザウラクが救援を求めていた相手こそ、この黒い戦士アルテミス。
ザウラクから皇帝暗殺未遂、そして自分へ協力を要請されたアルテミスは詳しい話を聞くために人気のないアリオト中心地へ彼らを誘うも、そこでもまた巨大な手を持つ貝の姿をした異形の怪物「天士・エピメテウス」に襲撃される。
苦戦、そして共闘の末に奇跡の結晶「ステラ」を駆使してエピメテウスを倒したアルテミスとザウラク。
黒い戦士の実力を改めて讃えたザウラクは、アルテミスへ打倒皇帝ユピテルの協力を持ちかける。
しかし、その申し出をアルテミスから断られたことをきっかけに、ザウラクの知らぬうちに肉体へ寄生していた天士と思しき肉腫が覚醒。天士への憎悪を糧に、ザウラクは肉腫に操られて暴走する。
アルテミスは本来の目的「叛逆者ザウラクの暗殺」を果たす。
複雑な感情を抱えながら、アルテミスは自身の副官スピカとベテルギウスとともに帝都へ向かう。
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