エピローグ ◆アリオト・パンドーラ遺跡下/夢は荒野を
馨しき香気もとうに消え、カノープスは凍えた体を震わせた。
――全身を気怠さが襲う。脚は棒のようになったまま、重い体は満足に動かすことも叶わない。
自分が今、何をしていてこのような状況になったのか――こうしている場合ではないと必死で辿る直近の記憶すらも、やがて朧気に霞む。カノープスは意識を表層に上げんと腹部に力を籠める。首の後ろに脈動のような些細な違和感を感じながら、止まらぬ身震い、震えて鳴りやまぬ歯と呼吸の乱れを整えようと悴んだ手を握りしめた時だった。
「……さん!カノ…スさん、カノープスさん!!」
「その声は……スピカ殿…?」
心配そうに自らの名を呼ぶ少女の声が、カノープスの鼓膜を叩く。それが破軍・アルテミスの副官の声だと気づくと、カノープスはすっかり重くなった両の瞼をやっとのことで開いた。
「よかった…!お気づきになられたのですね。……もう大丈夫ですよ、カノープスさん。全部終わったんです。勝ったんですよ、私たち!」
ようやく定まったカノープスの視界に飛び込んだのは、住み慣れた我が家であった。
「ここは…メラクの……?帰った来たのか、私は――」
辺りは白い靄が立ちこめてはいたものの、目の前にあるのは確かにカノープスの住む家、その玄関であることに間違いない。黒を基調とした石造りの方形家屋。黒塗りのレンガを積み重ね、縦長の長方形を形作った門柱。その左右の両柱に掲げられた家人の在宅を示す門灯。黒杉を使った木製の扉。
そして扉の中心より上に取り付けられた小さな円窓には、屋内から微かな明かりが灯っている。
何の変哲もない、いつもの我が家がそこにあった。そう、立ちこめる靄の不自然さ以外には。
標高が比較的高いメラクには霧靄が発生することは珍しくなかったが、今日ばかりのそれは、いやに濃くどこか非現実的だ。
突然襲った頭痛にカノープスは思考を奪われる。思わず頭を抱えるのと同時に、勢いよく眼前の扉が開け放たれた。
――扉の向こうから現れたのは、一人の身重の女だった。
「お父さん…?」
「シェアト……!!」
忘れるはずもない、娘の声。カノープスは、再会の喜びに声を上ずらせた。
シェアトと呼ばれた灰色の長いスカートにローブを羽織った女は、カノープスの姿を検めるとそばかすが特徴の顔を赤らめる。そしてすぐさま駆け寄りたいのをこらえ、臨月の腹を抱えて傷だらけの父のもとへ向かった。
赤茶色の瞳を濡らしたシェアトは、カノープスの痩せこけて骨ばった頬の傷跡にそっと触れた。その感触と温かさが、カノープスの先ほど抱いていた疑念を忘れさせる。
しかし、息を切らす彼女の大きな腹に目を落としたカノープスは、罪悪感に胸をかきむしる。
「シェアト、ああシェアトよ。すまない、お前の夫を、私は……」
カノープスの苦しい懺悔を掻き消したのは、若き青年の快声だった。
「カノープス殿…!ご無事で!!」
「アケルナル殿……?なぜ…生きて……」
娘のシェアトに続いて屋内から駆けて来たのは、同僚の青年戦士アケルナルその人であった。だが、カノープスは開いた口が塞がらず、呆気に取られて目を見張る。
そう、アケルナルは■の■■によって命を奪われたはずだからだ。
脳裏に焼き付いていた同胞の無惨な死に様――人間の死に方に反する残酷な最期を遂げたアケルナルが、なぜここにいるのか。泡沫のように浮かぶ疑問は、鋭い頭痛によって阻害される。再び朦朧とする意識の中、アケルナルはスピカと代わってカノープスの体を支えると、優し気な眼差しで見つめて語りかけた。
「何を仰っているのか!貴方が、オレを助けてくださったのではないですか!カノープス……いえ、我が義父上!」
「そうよ、お父さん。ほら……」
娘に促されるまま後ろを振り向くと、朝靄の向こうに尊敬する自らの主――メラクの領主・ザウラクの姿がそこにあった。
「ご苦労だった、カノープス殿。貴方は見事、我らを守ってみせたのだ。見よ、我らが成し遂げた栄福を――」
穏やかに微笑むザウラクの後ろには、かつての仲間たちが、懐かしい戦士たちが佇んでいる。
――約五十年ぶりの再会だった。
■■から自分を庇って死んだはずの後輩。■■に寄生され、この手で命を奪うしかなかった別部隊隊長。戦場の不衛生な環境の中、運悪く食中毒に当たって病床で無念を残して死んだ新米。■■に食われ、肉一つ残らなかった親友――。
自分を置いて先へ逝ってしまった彼らは、ここに生きていた。
皆一様に鼻を赤くし、泣くのを我慢してくしゃっと歯を見せて笑い合う。「ただいま」と告げる彼らに、「おかえりなさい」と両手を広げる。会いたかった友らと涙を湛えて抱擁を交わすカノープスは、歓喜に胸を震わせた。
平穏に戻ったカノープスは、ついに娘が生んだ新しい命をその腕に抱く。
時は流れ、愛する家族と食卓を囲む。
目まぐるしく移ろう季節と共に、すくすくと大きくなっていく孫の成長を噛み締める美しく眩しい日々。
「おじいちゃま!」
愛らしい声で自分を求め、その小さな手を伸ばす幼子を抱きかかえる。その温もりと重みは、確かにここにあったのだ。
「これからは、ずっと一緒だとも。ずっと、ずっと――」
カノープスは、ようやく掴み取った幸福に顔を埋めた。老人の悲嘆に染まった記憶は、端から灰燼に帰していく。
老人の春は、今ここに極点を示された。
”ああ、良かった。全ては、悪い夢だったのだ。皆、皆すべてここにいるのだ。”
良かった、良かった――。
「良か……た…」
静まり返ったパンドーラ遺跡の遺構が、朝焼けに赤く染まる。
「――よかったですね。本当に……」
閑散とした荒野の丘の下――。その乾いた大地に倒れ伏すカノープスは、うつぶせのまま安堵に満ちた顔でうわ言をひたすら繰り返し呟いていた。その横で膝をつく少女――スピカは老人の涙を人差し指でそっと拭うと、皺と古傷だらけの大きな手を握って俯いた。
「せめて……とこしえの眠りの中では、お幸せに」
老人の求めた願い。その偽りの奇跡。
投与された薬品が見せる夢によって満たされているカノープスの様子を覗く彼女の顔は、暗い丘の影によって覗うことができない。
ステラ・パシファエ――。
他には類を見ない、珍しい液体状のステラだ。金属光沢を持つ碧き銀の流体は、一見して水銀に近い外見をしている。
しかしその性質は、体内へ摂取した対象の脳、そのたんぱく質を融解・変容させる残酷なものだ。ステラ・パシファエによって活性化させたドーパミンの過剰放出は、大脳皮質に異常をもたらし、幻覚症状を引き起こす。尋常ではない多幸感を与え、幻覚のみならず五感をも欺くその毒性は、摂取量関係なくやがて死に至らしめる濃縮されたウイルスのそれである。
スピカがステラ・パシファエが入った容器と注射器を腰元の小さな鞄にしまった瞬間。
斬撃と共に静寂を遣わしたのは、一振りの断頭剣であった。ステラと思しきその大剣は、無慈悲にも老人の首に突き立てられる。
顔を上げたスピカの前には、白銀の腕で大剣を握る、紅き隻眼を輝かせた巨漢が立っていた。
「――ベテルギウスさん」
名を呼ばれた男は、スピカには一瞥もくれずに老人の骸と首を冷酷な眼差しで見下ろす。そののち、興味が失せ切った面持ちでつまらなさそうに鼻を鳴らすと、ゆっくりと大剣を引き抜いた。
「……戦びとってのはな。ほんの少しでも戦意さえあれば、地を踏む脚が捥げようが、剣を取る腕が吹き飛ぼうが、敵の喉元に喰らいつく『そういう生き物』だ。――たとえそれが、虫の息の老い耄れだろうとな。
良心を慰める余裕があるのなら、すぐ相手の命の緒を絶て。とどめというのは、そういうものだ」
「……なんだかちょっと珍しいですね。貴方が、それほど饒舌だなんて――」
冷然と断じたベテルギウスに、スピカは意外そうに小さく笑みをこぼす。
――説教とは違う。絶つべき時に絶たぬ慢心を注意したものではない。または、おのが手の上で踊る者への愉悦感に浸ることを咎めたわけでもない。
物心ついた時から剣奴隷として生きてきた彼には、そもそも道徳を持ち合わせるほど、まともな思考を持ち合わせてはいないのだ。
では、なぜ――。いつも寡黙なベテルギウスが、どうして今回、こうして自分に対して箴言を口にしたのか。
おそらくは、この男は自分と私が「同類」だと勘づいているのだ。スピカは、そう心中で諦笑をこぼす。
……五感とは異なる感覚、戦いの中で培われた狂気の顎(あぎと)。その直感の恐ろしさを、スピカは苦々しく噛み締めた。
スピカの虚ろな疑問を解く前に、ベテルギウスはその注意を丘へ向ける。仰いだ彼の視線の先にいたのは、土煙を上げて丘を滑り降りるアルテミスの姿だった。
泥に身を染めた黒髪の戦士は、血と埃の臭いを纏っているものの、特に目立った負傷も無い。立ち上がって姿勢を正したスピカは、主人の無事にほっと胸を撫で下ろした。
もとより彼女もまたアルテミスの強さと特異な体質を承知の上ではあったが、安否を心配せずにはいられない。
「スピカちゃん、カノープス殿は――」
二人の部下のもとに駆け寄ったアルテミスは、カノープスの変わり果てた姿を目にすると口を噤んだ。二人に眼前の惨状を質そうと、アルテミスは顔を顰める。
「殺したのは、オレだ」
先に口を開いたのは、ベテルギウスの方だった。
「見ればわかる」
ベテルギウスを見遣ったアルテミスは、彼の巨大な剣にこびり付いた黒い滓に気づく。それは、酸化によって変色した血液だった。隣で転がるカノープスのよりも前のものだ。……剣だけではない。よく見るとベテルギウスの身に着けている防具や衣服にも同じような汚れが見受けられる。勿論、ベテルギウスが無傷であることから、それは彼自身のものではなかった。
「ベテルギウス。お前がここにいるということは、任せたメラクの戦士たちをベネトナシュまで送り届けなかったということか」
「ああ。……潰して挽いた奴らなら、今頃アリオトの肥やしっすね」
ベテルギウスは涼しい顔であっさりと鏖殺を認めた。そんな彼をアルテミスは見咎めるものの、変わらぬ仏頂面でベテルギウスが紅の片目を眇める。
「……【アレ】はあくまでこのジジイだった肉の希望であって、アンタとの【約束】じゃねえ。オレの主は大将―――破軍、アンタだ」
アルテミスは、改めて眼前の男が真っ当な人間ではないことを実感する。人間、そして天士の血を引く魔性の子。彼もまた、人とは異なる理の中にあるのだ。
三名の間に張り詰めていた空気の鋭さは、ベテルギウスの大あくびによって掻き消される。眠たそうに目をこするその姿。大きな体躯に似合わず童子のごとき幼き振る舞いは、アルテミスとスピカに静穏をもたらした。
「……そうか。いや、それならそれで手間が省けた。ザウラク公とカノープス殿、そしてアケルナル殿が死んだ以上、敵討ちの殺し合いになっただろうしな。どのみち彼らを手にかけねばならなかったんだ。……それが、単に早まっただけのことだ」
嘆息をつきながらアルテミスは左手を伸ばす。それに合わせて屈んだベテルギウスは、頭をやや粗雑な手つきで撫でまわすアルテミスのされるがままに身を委ねる。その様子がまるで飼い犬とその主人に見えたスピカは、強張った顔つきから次第にやわらかさを取り戻していった。
うつ伏せに倒れたカノープス。その惨たらしい遺体のもとに近づいたアルテミスは、彼を労わるように自身の外套を骸に覆いかける。その際に、カノープスの骸の剥き出しになった背中――後頭部の首の付け根から肩甲骨付近の周辺の皮膚が黒く硬質化し、陥没していることにアルテミスは気づく。それはよく見ると、小刀のようなもので肉をこぶし大に抉り取った痕だった。
「……スピカ」
「はい。例の肉腫――天士の骸鉱石、無事に採取完了いたしました。…後は、その、……陛下のもとに参じるだけ…です……」
スピカは、不意に自分の顔を覗き込んだ主人と目が合った。おのれの胸の内を見透かすような射干玉の瞳。その双眸を前に、一種の怖気と感情の高揚によって一気にスピカの体温が上昇する。
「ア、アルテミス様……?」
アルテミスは、未だ一言も発することなく、ただ静かに頬を赤く染めたスピカを見つめていた。
――充血した目に、乾いた唇。何よりも、乾燥した目元の隈が、気丈に振舞う彼女の疲労の蓄積をうかがわせる。
スピカは、自分とベテルギウスとは異なり普通の人間だ。ましてや、上位階級である「黄金」の天士と邂逅したのだ。……体力面ならず、精神への負荷もそれなりに大きいだろう。
そう思案していたアルテミスは、スピカの呼びかけに「ああ、悪い」と応えた後、彼女が差し出していた「肉の天士」――その残骸を、包まれた灰色の布と共に受け取った。
球根状の肉塊は寄生先から強制的に剥がされたため水分を失っている。ところどころひび割れており、表面がわずかに炭化して黒い粉を吹いていた。鉱石化したとはいえ、砕く前とあってはまだ油断できぬのが天士である。故に、アルテミスは細心の注意を払いつつ腰元の小さな革鞄に詰めて封をした。
……アルテミスにとって、副官であるベテルギウスとスピカはあまりにもよくできた部下であった。――いや、良く出来過ぎていたのだ。
二人との付き合いは長い。アルテミスのこれまでの長命の時間と比べてしまえば、それは枝先の小さな蕾のごとき刹那に過ぎない。
しかし、同じ者たちと数年以上の付き合いがあるという事実は、アルテミスにとって非常に稀なことだった。
――無論、親友である皇帝ユピテルを除いての話だ。人ではないユピテルと、まだ人であるベテルギウスとスピカは同じ物差しで測る条件自体、そもそもが否である。
理解し合えても、仲良くなったとしても、アルテミスは周りにいた者をいつの間にか追い越していってしまう。どんなに歩調を合わせようと、彼らの先を歩かざるを得ない。大切な人々を追い越していく度に、死期の訪れを一切見通すことのできぬ自分がやはり「人でなし」に属している現実を思い知らされる。そんな自分について来れる者たちの存在は、いつしかアルテミスにとって得難いものになっていった。
だが、それは同時に彼らを「普通の人間」から遠ざけ、孤立させているという結果をもたらした。主の都合に合わせ、個々の独断で一つの命すらも合理的に手を下すにあたり躊躇が無い。人でなしと共に歩める者は、次第に人でなしに近づいていく。アルテミスは、若い偉丈夫とまだ幼さが残る少女を異端の道に引きずり込んでしまったことを胸の内で嘆いた。
「なあ、スピカちゃん。スピカちゃんは――」
”俺について来て、良かったのか?”
そう言いかけて、アルテミスはその先を焦燥、不安と一緒に嚥下した。
アルテミスは、ザウラクに言った自身の言葉を思い出す。守りたいと願い、守ると誓った者たちを、命の危険に及ぶ行為へ扇動する。その反転した幼稚な矛盾を理解していないのは、誰よりも自分自身なのではなかったか。煩悶は、アルテミスの眉間に深い皺を刻ませた。
しかし、その心の内を罵倒するかのような殺気がアルテミスの肌を刺す。アルテミスが目を左に遣ると、腰に帯びていた剣の鯉口を切るベテルギウスの姿があった。冷たい紅の片光が、その迷いは余分だと――迷う無駄があるのならば、今すぐにでも自分がアルテミスを斬り捨てると語っていた。
アルテミスは、改めて己が何たるかの自覚を取り戻した。
――オリュンピア帝国、七星剣。皇帝ユピテルが誇る七つの剣のうち、その一振りである破軍アルテミス。
――七大公領地のベネトナシュを預かる、民を守り導く領主アルテミス。
黒髪の戦士は顔を上げ、白けた空を仰ぐ。既に見えぬ星々の瞬きを呑み込むその漆黒の瞳を、傲慢な覚悟と決意に輝かせて。
……何を立ち止まることがあるのか。進むと決めたのはほかでもない、自分なのだから。そして、その先を歩む自分の後ろを走ると決めたのもまた、彼ら自身の意志なのだ。
背伸びをしたアルテミスは、持ち前の空元気と笑顔を取り戻す。
「いや、なんでもないや。スピカちゃん、ベテルギウス。二人とも、おなか減っただろ?フェクダに着いたら食べたいもの何でも言ってくれ。フォーマルハウトに頼めば、多少の融通はきくだろうから」
「オレはさっさと寝たいっすけどね」
「赤ちゃんかっつーの、オメ~はよ」
主人と同僚の気の抜けたやりとりにつられてクスクスと笑っていたスピカは、ハッとした表情で何かを思い出すと咳払いをして二人を窘めた。
「こほん。……確かに睡眠も食事も大切ですが。私たちはまず、星剣会議に遅刻している真っ只中なのをお忘れなく!」
「……ゲェ――――ッッ!!そうだった…!またシリウス殿下に怒られる……ッ!」
アリオトという、守りたいものを守った者たち――そして、守れなかった者たちが眠る、夢の跡。過去現在、那由多の彼方にまで彼らの夢はこの地で揺蕩い続けることだろう。
壮絶な死闘が繰り広げられた直後だというのが幻だったかのような、雲ひとつない穏やかな空。それは燃える赤から淡い藍色、そして澄んだ青へとゆるやかに色を移ろいでいく。
東の地平線から昇った春の朝陽は、荒涼としたアリオトを慌ただしく走る三つの影らを見送った。暖かな陽光はやがて国の北、アイギス城の円蓋を照らし白亜に輝かせる。
その城の玉座に座するのは、美しくも悍ましい、人の姿を借りた大災厄――。
……災厄はまだ知らない。唯一無二の剣たる友が、振り上げればおのれ自身までも斬ってみせる諸刃の剣であることを。
――いざ、帝都オリュンポスへ。
星の剣が、大地の宙をいざ駆けん。
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