2030年07月13日～人類滅亡

　おれは、“「審判の日？！2012年12月21日に人類滅亡は滅亡するのか？！～人類は「私たちと似た様に」なった”というサイエンス　ノンフィクションを書き、幾つかの出版社の募集に応募したが、そのカテゴリーの特殊さからか、予想通り全てボツで、止む無くそれをネット書店に出展した。しばらくして「おれの作品について話したい」と清水、ロビンと名乗る二人が接触して来たが、彼らはただのSFファンではないようで、おれの作品のテーマ、特に人類の滅亡に関するおれの考えに興味を持ったと言い、さらに何故か「宗教団体が接触して来たら気を付けろ」とおれに忠告した。まもなく、セックスを拒むようになって別居した妻が、新しい仕事をする事になったので会いたいと言って来たが、妻と一緒に来たのは“ノアの末裔”という世界的な宗教組織の…続きを読む