[-] 余談4 「三角定規と分度器」

昔は学校近くの文房具屋くらいでしか

見掛けなかった「三角定規と分度器のセット」 今は100均や同類の店に行けばあるよね。

その「三角定規と分度器のセット、買うときゃ1セットだけが普通だろうけど、2セット買ってみて」…って話。



三角定規って2タイプあるけど、呼び分けてる? どちらも直角あって、方や 「(直角)二等辺三角形」?…ならもう一つは? 「長いやつ」?

この二つにはハッキリ呼び分けるポイントがあります。

まず、「(直角)二等辺三角形」のほうは、二つあると、目盛りのある辺と、角を合わせると、正方形(正四角形)になります。(つまり「正四角形の半分(定規)」

そして、「長いやつ」は、二つあると、互いに直角に接した長い辺を(下で直角を合わせ)合わせると、正三角形になります。(つまり「正三角形の半分(定規)」です。

(同じ形の三角定規を二枚重ね、本を開くように上の一枚を辺を揃えたままパタンと開く感じ)


ここ(正三角形)から片方の定規の上下を反転させると、平方四辺形になります。そして、さらにそこから右の定規を左において 長い辺を合わせると長方形(四角)になります。平方四辺形と長方形の面積の公式は同じ「底辺×高さ」になります。


台形の面積は、「(上底+下底)×高さ÷2」…ややこしいですが、なぜこんな事になっているか…台形の決まりごとに、「上底と下底は平行」は、あっても「左右の辺について決まりがない為」…で、イメージとして同じ台形をもう一つ用意して2枚重ね、上の一枚を横に開いて、それを上下逆になるように裏返しますと、平方四辺形が出来るんです。

二つ分で一旦、平方四辺形を作り、そこから半分に削って、求めている面積にたどり着きます。

(なんか回りくどい感じが面白くないですか?)

(まぁ、三角の面積の公式からして四角や平方四辺形を作るイメージから「底辺×高さ÷2」なんですがね)


分度器も半円しかないより181〜360度、又はマイナス●●度など、イメージ掴みやすくなるかと。(まぁ、分度器の場合、平らな部分が0度や180度が読みやすいように隙間作られて流から、二つの分度器の平らな面を合わせもキッチリした円にならず、やや楕円になってしまうでしょうけどね。


一つでも、もう一つを想像する事で、すぐ分かる人もいますでしょうが、実際に二つ用意して実際に二つ合わせて使ってみた方が理解もしやすく、理解したら、そのあとのイメージもしやすくなるかと…。


今は、100均なんかで1セット税別100円とかで買えますからね。工夫して使っていきましょう。


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