一釣さんと社員旅行-後編-

翌朝。


「まほろ、大丈夫?」


コソッと小さな声で聞いてきたカイちゃんに、

「…大丈夫じゃないです」


あたしは返事をした。


もうあの後ね、あたしは本当に死ぬかと思ったよ。


ジョーダンじゃなくてね、本当に天国が見えましたよ。


一釣さんに1ヶ月分の埋めあわせをされたせいで、あたしは見事に寝不足である。


まだ日がのぼらないうちに人目を気にしながら部屋に戻ったら戻ったらで、カイちゃんにはバレバレなうえに一釣さんとのことをいじられる始末である。


ようやく眠ることができたのは、わずか2時間でした。


せっかくの豪華な朝食も全くと言っていいほどに喉が通りませんでした。


もったいない!


もったいなさ過ぎる!


一方、あたしを寝不足にさせた張本人は…と言いますと、

「一釣のヤツ、何かやけに肌ツヤよくないか?」


「ツルッツルのピッカピカだな」


「ハゲ頭みたいに言うな、本人に聞こえるぞ」


「いや、聞こえてねーだろ」


超ものすごいと言っていいほどに、周りからの注目を集めていました。


ハハハ、本当に肌ツヤがいいね。


血行がすごくいいね。


ハハハ、あれだね。


「“あれ”の翌日は肌ツヤがものすごくよくなる説」は本当みたいだね、ハハハハハハ。


「まほろ、怖い…。


白目を剥かないで」


カイちゃんがペチペチとあたしの頬をたたいてきた。


「えーっ、ただ今から自由行動に入ります。


バスは15時半に出発しますので、15時までには戻ってきてください。


それでは、各自で楽しんでください」


幹事が言い終わったのと同時に、自由行動が始まった。


「貝原さん」


カイちゃんに声をかけてきたのは、

「あ、末次さん…」


経理部の末次さんだった。


彼の登場に、カイちゃんの頬がほんのりと紅く染まった。


それからチラリとカイちゃんは心配だとでも言うように、あたしに視線を向けてきた。


あたしは大丈夫だと言うように、彼女に向かって笑いかけた。


せっかくの末次さんからの誘いをあたしのせいで台無しにはしたくない。


「楽しんできなよ、あたしは大丈夫だから」


そう言ったあたしに、

「でも…」


カイちゃんの心配そうな表情は変わらない。


「ほら、末次さんが待ってるよ」


続けて言ったあたしに、

「あんまり無理しないでね」


そう言ったカイちゃんに、あたしは手を振って答えた。


カイちゃんは末次さんと一緒に、あたしの前から立ち去って行った。


「へえ、あの人が経理の末次さんなんだ」


あたしの後ろから聞こえてきた声に振り返ると、一釣さんだった。


「去年の忘年会でカイちゃんと隣になってアドレス交換をしたそうなんです」


そう言ったあたしに、

「この自由行動をきっかけに、2人が進展するといいね」


一釣さんが返事をした。


うぬぬ、間近で見ると本当に肌がツヤッツヤのピッカピカだ。


ハゲ頭的な表現の仕方をしたくなるよ。


「俺たちも行こうか?


もうここに残ってるの、俺たちだけだよ」


そう声をかけてきた一釣さんに周りを見てみると、本当だった。


皆さん、行動が早い…。


「そ、そうですね」


あたしが返事をしたことを確認すると、一釣さんは歩き出した。


「まだ機嫌が直ってないの?」


一釣さんが話しかけてきた。


「当たり前です、直っていません」


誰のせいでこうなったと思っているんだ!


「まほろも満更でもなかったじゃん。


俺の名前を呼びながら泣いてよがって腰を振って…」


「やめてくださいやめてください!」


何ちゅーことを言うんだ、この人は!


一釣さんはそんなあたしを見てクスクスと笑っている。


そんな顔を見ただけなのに、あたしは彼を好きだと思って胸がときめいてしまう。


重症だ。


「ああ、ここだここだ」


一釣さんがそう言って足を止めたので、あたしも止めた。


視線を向けると、

「神社ですか…?」


大きな赤い鳥居の神社が目の前にあった。


鳥居の前にきつねの像が2体あるところを見ると、稲荷神社のようだ。


一釣さんはリュックサックから文庫本を取り出すと、

「間違いない、ここだ」

と、呟いた。


「何がですか?」


そう聞いたあたしに、一釣さんは文庫本を見せてきた。


それは、彼が好きで読んでいるミステリーのシリーズである。


「光也、このシリーズ好きだもんね」


文庫本を指差したあたしに、

「主人公がこの神社に訪れて参拝するシーンがあるんだ」

と、一釣さんが言った。


「それが、この神社なんだ?」


そう聞いたあたしに、一釣さんは首を縦に振ってうなずいた。


「今日の自由行動で絶対に行きたいって思ってた」


そう言った彼の顔はとても嬉しそうで、あたしも笑ってしまった。


「おっ、機嫌が直ったみたいだな」


そう言った一釣さんに、あたしはハッと我に返った。


「まだ直ってません」


そう返事をしたあたしに、

「おいおい…」


一釣さんは呆れていた。


「それじゃあ、参拝するか」


一釣さんはそう言って前へと進んで行ったので、あたしも後を追った。


賽銭を投げ入れると、願いをこめてお参りをした。


このまま一釣さんと仲のいい恋人関係が続いていますように…。


それから、彼の性欲が少しでもいいから落ち着いてくれますように…。


命が惜しいんで、そこんところは本当にお願いします。


まだ死にたくないんです、マジで。


ふうっと息を吐くと、あわせていた両手を離した。


神社を後にすると、

「まほろは何をお願いしたの?」


一釣りさんが聞いてきた。


「んーと、光也の性欲が少しでも落ち着きますようにって」


そう答えたあたしに、

「マジかよ」


一釣さんは驚いたと言うように返事をした。


「マジです、あたしも命が惜しいんです」


「ムチャを言うな、俺も命が惜しい」


「…意味わかんないです」


そんなことを言われた理由が全くと言っていいほどにわからない。


「俺がこの1ヶ月間、どれだけ我慢してたかわかってる?」


一釣さんが聞いてきた。


「…我慢って、何を?」


質問の意味がわからなくて聞き返したあたしに、一釣さんはやれやれと言うように息を吐いた。


「『キルリア』とのイベント以来、仕事だ年度末だといろいろあり過ぎてそれどころじゃなくなって」


「うん」


「LINEでは連絡しあってたけど、会社以外ではどうしても会えなくて」


「うん」


「デートもしたくてもできないし」


「…なるほど」


それで、何を“我慢”していたって言うんですか?


「仕事をしている間はずっと考えてた」


「…何を?」


「まほろとキスしたい触れたい抱きたいって…」


「なっ…!?」


仕事中に何ちゅーことを考えてるんだ!?


まじめに、いい意味でも悪い意味でもぬぼーっと仕事をしているその頭の中は、そんなことを考えてたんですか!?


「ば、バカじゃないの!?


仕事中にそんなことばっかり考えてたの!?」


と言うか、仕事をしろ!


「口説き落として俺のものになったのに、1ヶ月も我慢させられた俺の身にもなってみろ」


知らんがな!


と言うか、なりたくありません!


「同室になるはずだった園田さんがインフルエンザで休んでくれたおかげで1人部屋になって、それでタイミングを見計らって…」


「…酔った演技をして宴会からあたしを連れ出して、部屋に連れ込んだと言う訳ですね」


そう言ったあたしに、一釣さんはコクリと首を縦に振ってうなずいた。


「何ちゅーことをしてるんですか!?」


「俺だって我慢してたんだ。


と言うか、まほろだってその気になってただろ。


抱きついて“俺が欲しい”だなんてねだってきたくせに」


「あ、あれは…!」


一釣さんが悪いんでしょうが!


「そのうえ身に着けてた下着も黒だったし」


「あれはたまたま、偶然!」


今ここで昨日身に着けていた下着の色を言うんですか!?


と言うか、よく覚えていらっしゃいましたね。


「1ヶ月ぶりで俺はもちろんのこと、まほろも名前を呼びながら泣いてよがってたじゃん」


「…結局のところは、あたしのせいなのね」


何かごめんなさいです。


「と言うか、光也って肉食系だったんだね」


あたしは言った。


「えっ?」


そう聞き返した一釣さんに、

「草食系だと思ってました」


あたしは答えた。


まじめだし、常にぬぼーっとしているから、そう言うことには淡白――もう少し言うなら、興味もなさそうなイメージを抱いていた――なんだろうなって思ってた。


なのに、

「実際の光也は狼だったもん」


しかも、意地悪なうえに絶倫ときたもんだから本当に質が悪い。


「狼って…」


例えが不服だと言うように、一釣さんは息を吐いた。


本当のことじゃないか!


あたしは事実を言ったまでじゃないか!


「あっ」


視線の先にみやげ物店があることに気づいて、あたしは声をあげた。


「見に行ってもいい?」


そう聞いたあたしに、

「どうぞ」


一釣さんは返事をした。


あたしと一釣さんはみやげ物店に足を踏み入れると、見て回った。


「あっ、かわいい」


あたしの目に止まったのは、とんぼ玉のストラップだった。


いろいろな色やたくさんの模様があって、どれにしようか迷ってしまう。


「光也…」


一釣さんに声をかけようとしたけれど、当人は珍しそうにきつねの置物を手に取って眺めていた。


…その大きいの、どこに置くんですか?


何がいいのか全く理解ができなくて、あたしはとんぼ玉のコーナーから離れた。


両親へのおみやげにお菓子でも買って行こうかな。


何にしようかと考えながら、あたしはきつねの形をしている人形焼きを手に取った。


味はあんことカスタードとチョコレートの3種類である。


稲荷神社が近くにあるからなのか、きつねをモチーフにしたお菓子や商品がたくさん並んでいた。


まんじゅうにしようかと思ったけれど、日持ち的には焼き菓子の方がいいだろう。


あたしはそう判断すると、8個入りの人形焼きをレジへと持って行った。


「何を買ったの?」


会計をしていたら、それまで置物を見ていた一釣さんがあたしのところに歩み寄ってきた。


「両親へのおみやげに焼き菓子」


そう言ったあたしに、

「へえ」


一釣さんは返事をした。


そう言った彼の手にはかごがあった。


やっぱり、あの置物を買うのだろうか?


そう思いながら、あたしは店員から商品を受け取った。


「これ、お願いします」


あたしの会計が終わったことを確認すると、一釣さんはテーブルのうえにかごを置いた。


かごの中に入っていたのは、さっきまでどっちにしようかと迷っていたきつねの形をしたまんじゅうだった。


置物を買うのはやめたのね。


まんじゅうは、おそらく両親へのおみやげにするのだろう。


そんなことを思っていたら、

「こっちのピンク色のは、プレゼント用に包装してください」


一釣さんが店員に指示を出していた。


えっ、何?


そう思いながら覗き込んで見ると、先ほどまであたしが見ていたとんぼ玉のストラップがあった。


もしかして、気づいてた…?


「こっちの緑色のはどうしますか?」


店員が緑色のとんぼ玉を一釣さんに見せた。


「そっちは一緒でお願いします」


そう答えた一釣さんに店員は返事をすると、包装を始めた。


ええっ、どう言うこと?


会計を済ませてみやげ物店を後にすると、

「はい」


一釣さんが包装されたばかりのそれを差し出してきた。


「えっ、これって…?」


そう聞いたあたしに、

「とんぼ玉、欲しそうに見てたじゃん」


一釣さんが答えた。


やっぱり、気づいてたんだ!


「あ、ありがとうございます…」


熱心に置物を見てたから、てっきり気づいていないだろうなって思ってた。


あたしは一釣さんの手から包装されたそれを受け取った。


「それで、緑色のは…?」


あたしは聞いた。


「ケータイのストラップにでもつけるよ」


一釣さんは答えた。


「…おそろいですか?」


「そうなんじゃない?」


そう答えた一釣さんは、どこか照れくさそうだった。


結構かわいいところがあるんだと、あたしは思った。


「でもおそろいのを身につけてたら、周りにバレないですかね?」


カイちゃんと近藤さんはあたしと一釣さんがつきあっていることを知ってるけど。


「いずれは知ることになるんだ。


しばらくはおそろいでアピールすればいい。


俺も今のところは宏だけが知ってる」


「横溝さんだけ?」


ああ、同期だもんね。


そのうえ口説いてる真っ最中とかって、横溝さんにだけ打ち明けていたし。


「宏のヤツ、俺が口説いてる相手がまほろだと言うことに気づいてたらしい」


「えっ、何で?」


「同期の勘、って言われた」


おいおい…。


「だから俺がまほろとつきあうことになったって報告した時、宏は“やっぱり!”って喜んでた」


「…勘が当たったことに?」


「それは6割らしい」


「ろ、6割…」


後の4割は何なんだ?


「合同飲み会の時に話してた人たちは、知ってるの?」


「いや、知らない。


と言うか、そんな話にならなかった」


「…ああ、そうですか」


いいんだか悪いんだか。


「そろそろ飯にするか?」


腕時計に視線を向けた一釣さんが言った。


「そうしようか」


朝ご飯は喉も通らなかったから、お腹が空いてきた。


あたしたちは飲食店を探しに、また歩き始めた。


そば屋を見つけたので、その中へと入った。


天ぷらそばと月見そばを注文すると、それがくるのを待った。


「ところでだけど」


あたしは一釣さんに話しかけた。


「光也は何をお願いしたの?」


「えっ、俺?」


そう聞き返した一釣さんに、

「あたしも答えたんだから、光也も答えて」


あたしは言い返した。


「まあ、言うけど」


一釣さんはやれやれと言うように息を吐いた。


「まほろとずっと一緒にいられますように、って」


「えっ…?」


ま、マジですか…。


「そ、そんなことを願ったんだ…」


呟くようにそう言ったあたしに、

「願ったよ」


一釣さんは眼鏡越しからニヤリと笑いかけてきた。


「やっと俺のものになったんだもん。


まほろが入社した時からずーっと見続けてきて、まほろが“好きです”って告白してきて、警戒はされたけれど結果的には俺のものになってくれた訳だからな」


「み、光也…」


ああ、もう心臓がドキドキしてきた。


この場で何ちゅーことを言っているんだ…。


あたしも本当は同じことをお願いしましたよって言いたいけれど、一釣さんのスイッチが入ってしまうかも知れないのでやめることにした。


「お待たせしましたー」


店員が天ぷらそばと月見そばを運んできた。


一釣さんの前には天ぷらそば、あたしの前には月見そばが置かれた。


「食べようか」


そう言った一釣さんに、あたしは返事をすると一緒に食事をした。


「眼鏡、曇ってるね」


アツアツのそばを食べているせいで、一釣さんの眼鏡が湯気で曇っていた。


「こう言う時は本当に大変だなって思う」


一釣さんはそう返事をすると、そばをすすった。


どうしよう、その曇った眼鏡のレンズに「3」と書きたい…。


そう考えたら笑いが出てきそうで、それを隠すために丼を持ちあげると汁をすすった。


うん、美味しい。


「俺、思ったんだけど」


一釣さんが話しかけてきたので、あたしは持ちあげていた丼を下ろした。


「週末はどちらかの家に泊まらない?」


そう言った一釣さんに、

「えっ、どうして?」


あたしは聞き返した。


「仕事がよっぽど忙しいって言う時は控えるけど」


そう言うことを言っているんじゃないんです。


「もう1ヶ月も我慢したくない…」


「それかい!」


本当に眼鏡のレンズに「3」って書くぞ、このド変態!


「仕事中はキスしたい触れたい抱きたいって常に考えてるし…」


「仕事してください、仕事を」


仕事中に何ちゅーことを考えてるんだ。


「それこそ資料室に連れ込んで…」


「…あの、眼鏡のレンズに「3」って書いていいですか?」


「何で?」


あんたがド変態発言を連発するからでしょうが!


「まほろ、考えてよ。


週末のことを考えてよ」


「あー、はいはい」


あたしは返事をすると、そばをすすった。


そば屋を後にしたけれど、

「本当に考えてよ?」


その話題はまだ終わっていなかった。


「はいはい、考えます考えます。


考えたらLINEで連絡します」


返事をしたあたしに、

「考えてよ?」


一釣さんは言ってきた。


「はいはい」


「おしょうびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた」


「はいはい」


…んっ?


思わず一釣さんの顔を見ると、

「引っかかった」


ニヤリと、眼鏡越しから笑いかけてきた。


しまった、やられた!


「まほろはわかりやすいんだよ」


一釣さんはそう言うと、あたしの額に唇を落とした。


「なっ…!?」


慌てて周りを見回したあたしだけど、幸いにもそこに人はいなかった。


よ、よかった…じゃなくて!


「何をしてくれているんですかー!?」


両手で額を押さえたあたしに、

「引っかかったまほろが悪い」


一釣さんに言い返された。


「だ、だからと言って…」


「額にキスされたぐらいで騒ぐことか?


それ以上のことだって…」


「わかりましたわかりました!


そうしましょうそうしましょう!」


もう何ちゅーことになってるんだよ…。


一釣さんのしたり顔にあたしは心の底から落ち込みたくなった。


「あっ」


視線の先に気づいて思わず声を出したあたしに、

「どうかした?」


一釣さんが声をかけてきた。


「あそこ…」


そう言って視線の先を指差したあたしに、

「ああ、そう言うこと」


一釣さんは納得をしたと言うように、首を縦に振ってうなずいた。


視線の先にいたのは、カイちゃんと末次さんが甘味処で一緒に座って甘酒を飲んでいるところだった。


その顔はとても幸せそうだ。


「うまく行ったのかな」


そう呟いたあたしに、

「あの様子からしてみると、そのようだね」


一釣さんが返事をした。


カイちゃんにも春が訪れたようだ。


末次さんが少し顔を赤らめながら、カイちゃんに話しかけている。


それに対してカイちゃんもはにかんだように笑いながら、彼の話に答えていた。


ほのぼのしてるなあ。


いかにも、つきあいたてのカップルと言う感じだ。


「よかったね、カイちゃん」


カイちゃんの顔に向かって、あたしは呟いた。


「まほろ」


ポンと、一釣さんがあたしの肩に手を置いた。


「2人の邪魔をしちゃ悪い、離れるぞ」


そう言った一釣さんに、

「そうだね」


あたしは首を縦に振ってうなずくと、彼らに気づかれないようにその場から離れた。


後でカイちゃんに“おめでとう”って声をかけてあげよう。


「まほろ、笑ってる」


「だって、嬉しいんですもの」


「そりゃそうか」


あたしたちは一緒に笑いあったのだった。

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