第4話

左だけしか聞こえない壊れたイヤホン

1ぱちの小当たりで喜んでいる自分

こんなことに時間を使っていて何になるんだろう

大きいことをやりたいと言いながらやることはパチンコか昼寝

何のために生きるのか考えるけどきっとそんなことに意味なんかないと思う

夢であればどれほど救われるだろうか

でもこれはきっと現実なんだろう

よくそんな小さな事で悩めるなあって人のことを思うけれど、自分にも返ってくるブーメラン

蝉の声がまばらになってきた

私の命もあと1週間なら頑張れるのかな

全部うまくいかない

1つくらい思い通りにさせてくれよ

なあ神様

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

眠れない夜 千丈峻士郎 @natusaki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ