活動報告その1


雨がサッとひと降りあったのか、窓には水滴がぽつぽつとついていました。ただ、外は既に晴天で不思議な形をした入道雲が存在感をあらわにしています。肌寒いくらい空調が効いた部屋にいたので、その陽気を直に感じたいと窓を勢いよく開け放ちます。

むわっとした空気がどこか心地よく、思わずその夏の香りを胸いっぱいに吸い込みました。しばらくしたら、つうっと汗が一筋。そして、お向さんが怪訝な顔でこちらを見ていました。人見知りも激しさを増すばかりです。




全国の人見知りが激しく人付き合いが苦手な皆さん、こんにちは。

全日本人見知りが激しく人付き合いが苦手な人協会のヤイテタベルです。


「全日本人見知りが激しく人付き合いが苦手な人協会」なんて長ったらしい名称なので、略称は「全人協会」としております。でも使うタイミングが分かりません。


本書はエッセイになります。私の日頃の鬱憤やとびっきりの自慢話をつらつらくどくどと綴っていこうと思っていますので、皆さまご覚悟のほどよろしくお願いします。


でも今回は、論評のようなものをお届けしようと思います。

カクヨムのエッセイなので「カクヨム」について熱く語ろうかと思います。




私がカクヨムに登録したのは昨年のことになります。

それから一年と少し経ちました。


カクヨムと言うのは本当に素晴らしい。まずなにより見栄えが良い。ユーザビリティをよく考えてありとても使いやすい。とてもスタイリッシュだ。オリジナルキャラクターの女の子が可愛い。フクロウみたいなキャラクターも愛くるしい。たしか男の子のキャラクターもいた気がするけど、それもまた元気があってよろしい。将来的には収益化システムを考えているらしい。とても素晴らしい。趣味でお金が稼げるのはなんかいい。


運営母体が業界大手のKADOKAWAさんだ。とても誇らしい。BOOK☆WALKERもすごくいい。ついつい気になる書籍を購入してしまう。ポイントがすぐ溜まるのですごくいい。せっかく同じ運営母体であるのだから、カクヨムでBOOK☆WALKERのポイントサービスとかしてほしい。


そして何より、このカクヨムを利用しているカクヨム作家の皆さんがとても優しい人ばかりです。私のしょうもない作品にも応援してくださる。そんな心の優しい素敵な方々ばかりなのです。とても感謝しております。


カクヨムはこのような素敵な雰囲気を維持しつつ今後もますます発展していくことを願っております。




これで私なりのカクヨムについての論評はおしまいです。


人見知りが激しく人付き合いが苦手な人間は自分の発言で波風立つのを何より恐れます。ですので、この程度で充分です。なんなら言い過ぎていないかと不安に駆り立たれています。


前回の初投稿のお話しもそうでした。「真夜中のラブレター」なる言葉があるそうですが、まさにそれです。読み返してみれば、もう後悔と不安で食事が喉を通りません。人見知りが激しく人付き合いが苦手な人間が小食であるのは、恐らく全世界共通でしょう。




お話しが脱線しました。脱線ついでにまた脱線します。


最近、シェアビジネスが進んでいるようです。車のシェアとか、お家のシェア、家族のシェアなんかもあるらしく。それにメルカリなんかのCtoCビジネスもこのシェアに当てはまるでしょう。


悪いことではないです。お醤油の貸し借りなど古き良き日本の文化を彷彿とさせてよいことではないでしょうか。


私が脱線したこの場で言いたいのは、シェアビジネスの批判ではなくて、我々人見知りが激しく人付き合いが苦手な人間の性質についてです。


人見知りが激しく人付き合いが苦手な人間と言うのは当然ながらシェアを嫌います。


その原理はというと、単純に他人と一つの物を共有するのが煩わしいからです。一緒に使おうと言われれば、もうそれはいりません。それは貴方にあげます。貴方の物です。何か使いたい物があれば誰にも悟らせず密かに一人で使います。


簡単なところで言うと、お菓子の共有もしません。パーティ開けなんてやったことないです。お菓子は一人で独占します。これは独占欲が強いとも言えない事もありませんが、そうではありません。とにかく共有が嫌なのです。共有が嫌な結果、独占しているに過ぎないのです。


束縛なんていたしません。他に好きな人がいれば勝手にどうぞ。貴方は誰の物でもありません。




つい熱くなりました。最後は失恋ソングのようです。

人見知りが激しく人付き合いが苦手な人間のお話しは尽きそうにありません。


では最後に、二回目ながらすでに恒例の格言を言いたいところですが、パッといい言葉が思いつかなかったので、今回は趣向を変えてお笑いネタで締めくくろうと思います。



「こんなカクヨムは嫌だ」


・カクヨムと思ったら「カキコム」だ。

・カクヨムと思ったら「ヨミカキ」だ。

・カクヨムと思ったら「カチコミ」だ。

・KADOKAWA運営だと思ったらKAKAKUCOMだ。



以上です。


また、やってしまったかもしれない。

明日もきっと後悔と不安で食事が喉を通る事はないでしょう。




こんな自分が嫌だ。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

全日本人見知りが激しく人付き合いが苦手な人協会(カクヨム本部) ヤイテタベル @yaite

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ