第12話お姉ちゃん

「お嬢様ーーー」使用人は倒れた主人を抱き起す

頬を叩く、、起きないので更にたたく

「しっかり、しっかりしてください」「う、ううん」

目の前に使用人がいる

「友達になってくれませんか?」夢現ゆめうつつのままポロリという

「はい?」


使用人の部屋にて「私、魚好きなんですよ、父が漁師で母が海女

だから、私も幼い頃から――海に潜ってました

お嬢様は、魚お好きですか?」


ーーこの世界の人間は、あまり、魚を食べないーー海から陸まで持ってくる間に腐る

鮮度が落ちる、腹を壊すーー

だから、海辺の町でも行かない限り、新鮮な魚を買えない

「うん、好きだよ特にーーいか、かな、あの白い魚ーー、、、うん、あの歯ごたえ

好きなんだ、あとタコの吸盤とかねだーーいすき」


「私と一緒ですね」がしっとてをにぐられる


「なら、金魚も好きなんですねーーよかった、旦那様と私くらいしか金魚が好きでないと」

背景――お父さん、お母さん、どうやら金魚を好きにならないといけないみたいです


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