過去から今へ、今から未来へ

独り時代に取り残されて、60年の時差を感じて、それでも生きていく、生きていこうとする主人公。

見るもの全て新鮮でも、
大事な人を助けたい、白い目で見られたくない、好き、嫌い、といった人間的な感情はいつの時代もそのまんま。

人間である限りきっと、どんな人とでも関係を築ける。
そう感じました。


知らぬ間にもういない親と、もう長くはない妹と、彼女と、、。
「いつになる」か「わからない」人を待ち続ける梨子さんはどんな気持ちだっただろう。

よくあるタイムスリップものとは違って、
深遠かつ短簡な表現に蠱惑されました。

病気、時間差、愛、ステップファミリー、いじめ、性など奥が深い要素が取り込まれ、私と同じ高校生とは思えない深い知能を持つ作者に敬意を表したいと思います。

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