宝石のように美しい

 プロローグとエピローグとがすでにアップされていますが、それがネタバレとなって興が殺がれるどころか、これからどう物語が展開するのか、そして、この余韻の残るエピローグに、どう繋がるのか、興味が尽きません。

 プロローグを読んだ時、実質1話となる3話を読んだ時、私はモノクロの背景を想像しました。悲しく、寂しい印象があり、けれど人物だけが鮮やかな宝石のように美しく感じました。

 儚く、固いが故に脆い印象があり、だからこそ美しい人物たちだ、と。

 繰り返しいいたい事は、結末がわかっていながらも、経過がどうしても気になる作品です。

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