毎日が四月馬鹿！

みんなが安心する魔法の言葉、『てってれー』。
起こっていた全てのことが『嘘でした』という種明かしの言葉である。
とある大学のゲームサークル。ゲームサークルという名ばかりのものであり、その実態はサークルメンバーに対してドッキリを行うことが許されている『ドッキリサークル』であった。それは、サークル活動中であってもプライベートであっても行われている。
ドッキリを仕掛けても相手が許せる範囲のものであること、生死にかかわらないものなどといったモラルを守った範囲でのドッキリだが、みんなが楽しくできればいいじゃん。って内容のものである。
サークルメンバーはドッキリを暴露する際には必ず自作の『てってれー』プラカード画像を提示することが求められている。彼らは日々、相手へのドッキリを試行錯誤しているのであった。