第3話

-始まりの委員会-


学校では自己紹介も終わり、委員会を決めることになった。

私は、体育委員かな…と決め体育委員に入った

「体育委員入ったの!?

坂口さんって運動好きなの!?」そう聞いているのは咲花ちゃん。点数は82点声が低いなぁ

「うーんとね。何年かフィギュアスケートをやっていたことはあるけど好きかな…?」

「坂口さんすごいって咲花なんか勉強しか得意じゃないもん」

「勉強得意なのはすごいことでしょ!?」

「あのーそーいえば」

「なに?」

「体育委員の男子いるじゃん

あの人優しいらしいからよかったね」

「へぇーそうなんだ」

「中村 瞬って名前なんだけどイケメンだし、スポーツもできて勉強もできる完璧な人らしいよ」

「あれ?

外部生なの?」

「そうなの。あんなにすぐ学校ってなれるもん?」

「私なんてクラスの人の名前も覚えてないよ」

「頑張って!!」

「内部生はいいなー」

「いいでしょーー」

「今日、委員会だ!行ってくるね!」

「いってら!」


委員会

体育館に行ってすることを説明された。

スポーツテストの記録係をするらしい。クラスの男女がペアになって記録をするらしい。

ちなみに、咲花がいってたイケメン瞬くんは、なぜか見たことあるようなイケメンだった。

「なんかさ、中村くんって誰かに似てるってよく言われない?」

「えっ?そんなこと言われたことないけど」

「そうなんだ。」

「坂口さんって、どこに住んでるの?」

「一ノ関市だよ」

「えっ!俺は、二ノ関市なんだけど」

「めっちゃ近いやん」

「塾はどこ行ってた?」

「希望塾の個別」

「おれも希望塾の集団に行ってた」

「ここらへん塾そんなにないもんね」

「そうだな」

「じゃあね」

「んじゃ」



次の日ー

「さかぐっちおはよ」

「おはよ咲花」

「どうだったの?委員会」

「瞬くん?」

「うんうん!」

「えっとね

なんかすごく質問された。情報屋かなぁ?」

「えっ!?」

「あの人そんなに情報屋じゃないよ」

「なんで聞かれたんやろ」 

「さかぐっちのことがきになるとか?」

「それはないやろ」

「いいやある」

「彼氏持ちの私が言うんだから」

「彼氏いるの!?」

「うん」

「だれ?」

「C組の杉原」

「えーーー

あの人?」

「そうなの」

「すごい!!」

「生きてれば普通じゃない」

生きてれば普通…

いつか私もできるものなのかな?

そんなわけないか誰も私を好きになってくれない。

私の本性をみたらきっとみんな離れていく

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なんにでも点数をつけてしまうダメな私 早乙女りんご @hinatakira14

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