設定資料とあとがき的な何か

【浅田真斗(アサダ マサト)】

 高校生二年二組に在籍している不良。金髪のオールバックに180越えという脳筋の様な男。校則違反であるバイク、タバコ、酒をおこなっているが、高校生とは思えない顔つきや体格のせいか、私服ではまず気がつかれず、バイク運転時では上に別な服を羽織っているため警察もそれに気がつかずにいる。


 自分で不良と言っているだけあって喧嘩などを行なってはいるが殺人窃盗強姦などの犯罪は行ってはいない。今作では小春の願いを叶えようとしたり気づかっているシーンがあるが、そう言う人間であってもやっている事は悪い事が多いため評価は低い。現状、警察に捕まったり金○先生の様な人に出会えたら更正される可能性が高い。




【春原小春(スノハラ コハル)】

 自称高校生三年のアルビノ少女。身長は150と言う真斗と比べると幼女扱いされる。学校の隅の空き教室に居座り、インスタントカメラを常備している。


 春原小春は人間ではない。ジャンルとしては幽霊に近い存在。 本来は認知される事はなく、認知するには空き教室に入り、霊体である小春に写真を撮られる事によって認知する事ができる。作中では初めからいたと答えたがそれは嘘であり、入室当初はいなかった。



 生前の小春はアルビノ体質から周りから避けられ、家族からも疎まれていた。家族はそんな小春の存在を無かったかの様に絵や写真をなどあらゆる情報を処分した。その中で唯一残っていたのがインスタントカメラの不備によってカメラの中に挟まって現像されなかった写真。小春の仕事、彼女の生きた証は存在せず、唯一の挟まった写真でさえその姿は認知されなかった。


 過去、カメラは人間の魂を吸い取ると言う話があった。それが体現し、小春は霊として中に挟まった写真に取り憑く様な形で存在している。


 彼女の願いは自分が生きていたと言う記録を残す事。しかし、彼女自身は誰からも認知されなかった為、存在があやふやで『人の写真を撮る』=『撮られた人物は実在した』=『撮影者が存在する』と言う強引なやり方で姿を保てる様になった。



 春日小春

 認知するには、空き教室に入り、霊体である小春に写真を撮られる事。


 消す方法

 1.小春の撮った写真の破棄

 小春は誰かの存在を証明する為に写真を撮っており、写真が残っている事で撮影者が存在すると言う証明から自身の存在を保っている。よって、彼女の撮影した写真全てを廃棄する事で彼女は消滅する。


 しかし、本体はカメラに挟まっている写真なので存在自体は残っており、誰かがその部屋に入ってきた場合、写真を撮り、復活する。


 2.小春の写真を撮る。

 小春の願いは自身の証明。彼女の写真を撮る事で彼女の存在を証明した事になり、消滅する。


 しかしそれはあくまで本体ではない為、完全な消滅ではない。よってその写真が消失した場合、同様な経緯で復活する。


 ⇒インスタントカメラ内に存在する写真の現像、および破棄

 1.2はあくまで一時的な消滅に過ぎない。完全に消滅させるにはインスタントカメラ内に存在する写真を処分するしかない。


 今作では撮影にはよっての小春の一時的消滅によるカメラの落下での破損。カメラに詳しくない真斗がカメラ屋に修理を依頼した結果、本体の現像が行われると言う偶然の結果となった。


 この場合、本来の目的である自身の証明(写真に残る)事を達成された。また、本体の写真の為に霊としての力も徐々に無くなっていく。結果、本体の写真が消失した場合、完全な消滅となる。




 あとがき


 以上をもちまして『存在証明写真』の説明を終わります。


 最後まで読んだ方には分かると思いますが、大分ボロボロかつ曖昧な設定です。本来なら不明な所は閲覧者様に丸投げと言ういつもの愚行をする所でしたが、あまりにも雑だったので書き上げました。


 小春の消し方については覚えなくとも問題なく、とりあえず『本体の写真が出たからもう現れる事はない』ぐらいだと思っていただければ十分です。


 大分雑なまとめなので、もし何かしら気になる事があればコメント下さい。補足や修正をいたします(ただし私自身、あまり頭はよろしくないので、専門的な話やマジレスには弱いのでご了承ください)。

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存在証明写真 通行人B @aruku_c

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