概要
一緒に眠るけれど恋人ではない。
ヒモ生活ばかり送る響太。
「2番目でいいから」「私の事本当に好きじゃなくてもいいから」その言葉を言われると
流されてしまう。
そんな風に流れ流されて辿り着いた先に
あったのは…。
「2番目でいいから」「私の事本当に好きじゃなくてもいいから」その言葉を言われると
流されてしまう。
そんな風に流れ流されて辿り着いた先に
あったのは…。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!【映画化希望!?】三人の男女が出した結論は……
切ない!切なすぎる!!
でも、このさわやかな涙は何だろう!?
そんな読後感とともに、さまざまな場面での登場人物たちの真摯な思いや印象的な言葉がフラッシュバックします。
私の頭の中には、もう「みち」の家の中がセットとして出来上がっています。それをもとに映画化してもらいたいくらいです。
ぜひ映像でも見たい。もう一度味わいたい。読み終わってしまって、作品と「さようなら」するのがあまりにさびしい。そんな名残惜しい気持ちになります。
今もどこかで本当に彼らが生きていて、それぞれの道をたくましく歩いていると思いたい。読者に結ばれたこの作品の紐はなかなかとけそうにありません。白い花の香りとともに、いつ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!何かを抱えて眠る、恋人ではないふたり。
昔、「ボクらの時代」に出演した佐藤健が、
「漫画のクールキャラに憧れて黙っていた」
と話をしていました。
すると「ミステリアス」とか、「見透かされている気がする」などと言われるようになったそうです。
本当に考えている時もあるけれど、何も考えていない時もあって、そこには何かがあるんだろうね、
と佐藤健は続けました。
「紐 解くと さようなら」の主人公の響太を周囲の人間が見る時、
佐藤健の言う何かが、そこには確実にあったのでしょう。
「R」というバンドのヴォーカル&ギターの響太。
明るく、何でも器用にこなし、女の子にモテる同じバンドのメンバーで、幼なじみの洸介は言います…続きを読む