或る青年の独白

舞台は姉の結婚式。

柔らかな一人称視点で語られる主人公の独白は、単なる思出話ではありません。

途中で気がつき、告白される彼の真実に、読んでいて胸が痛みました。

「まるお」の存在も良いスパイスになっていて、ホラーよりもドラマのような、暖かな気持ちになります。

※この度は「お化け企画⑤」にご参加くださいまして誠にありがとうございます。

めいっぱいのやさしさと愛情と、深い祈りがこめられた素敵な掌編です。読後の余韻もほっこりあたたかい。

すぐ読める1200文字。ぜひ読んでみて。

手紙の形の一人称で描かれる、優しい弟からの祝福の言葉。

勘のいい読者であれば導入部で背景を察することでしょう。
優しい語り、短い文章の中に、深くあたたかな想い出が織り込まれています。

せつない物語ですが、残る余韻はふわりと柔らかい、素敵な掌編です。
ぜひ、ご一読ください。

1話の中で、こんな展開があるとは。

途中の、僕の1行の告白から、悲しくなっていきます。気になったなら、一読を！

胸が痛くなるストーリーでしたが、まるおちゃんに癒されたことも確かです。モフモフしたい…。