第33話 チャラ男が与えてくれた安らぎ

 現実での目覚めです、

 これ程目覚めが嬉しく、ほっとした事は、ミネルバロードに、はいれ出して初めてです。

 隣で寝ていたチャラ男が、身動きします。

 誰かが隣に居てくれて、嬉しいと思った事も初めてです。

「チャラ男!!!グスッ·····ウッ、ウェエ~~ン、ジャラオォ、ビエェ」

「ミア、暗殺されかけたそうだな」「ヒック、怖かったよぉ~」

 チャラ男に抱き締められて、安らぎを感じてる。

「ん?」チャラ男が

 モゾモゾしてると思ったら、私の頭を抱いて、回した手で縛ってる手をほどいてる。

 安心して、チャラ男にもたれ掛かっても、まだ涙が止まらない。


 チャラ男がキスをしてきた、今日のキスは涙と鼻水の塩味でした。


(作者はショッパイと言う江戸弁が嫌いです。ぼくベラボウって森田謙次さんの漫画で、主人公が梅干を食べ、種を飛ばしながら「ショッパイ」って、初めてショッパイと言う言葉を知り、梅干の酸っぱくて塩辛い味を、一発で言い表す凄い言葉って感心しました。

 其から十数年後、唯の塩辛いって江戸弁と言う事実を知り、力の抜ける思いでした)


 と余談を話してる間に、私服を脱がされて、直胸を揉まれてる!!!

 迂闊にも、チャラ男の暖かい手が、心地好く感じてしまった。

 キスしながらの乳揉み、何かボーッとしてきた、心の片隅に、板胸揉んでチャラ男は気持ち良いんだろうか?って思う私もいます。


 あっ!指を入れられた、私処女なのに。

 まっ処女幕の中心は穴が空いてるから、指を入れた位では破れない·····はず。

 生理の血が流れ出てくる穴、指で広げないで!!えっ??指じゃ無い!!!

「むっむむ!!解る!!処女幕の中心をクリンっと通った太いの」

「チャラ男、何してる!!!」「ん?Hしてる」

「動くな!!そっと抜け!!今ならまだ破れて無い!!あっ!!い、痛い!!!!!」

「動くな!!痛いぞ!!!」

「チャラ男の下手くそ!!痛いばっかで、気持ち良く無いぞ!!!」

「処女喪失の傷み、生涯最初で最期、2度と味わえない感覚だぞ!!じっくり味わえ!!」

「痛いの、いや!!!」

 チャラ男、動きを止めて、抱き締めてくれた。

「うん、このまま動くな!抱き締められるのは気持ち良い!!」

 泣き疲れて眠るまで泣いた私は、眠って居たようです。

 突然又の傷み、「ジャラオ、ウゴクナ、イダイ·····」

 私寝ぼけてる?動かれると痛いと思い込んでた。


 私の心臓の鼓動ドクン、ドクン、鼓動に合わせるように、チャラ男が動く。

 ドクン、ドクン、ドクン。

 パシン、パシン、パシン。

 下半身がぶつかる音と、鼓動が重なる!!

 痛く無くなってた。

 あれっ?体が暗い何処かに、沈んで行くよ、ちょっと怖い!!

 気絶?これが行くって、か、ん、か、く··········。


 安らぎを感じる目覚めです。

 チャラ男に、抱き締められての目覚め、良いもんだ!!

 あれっ?

「チャラ男シツコイ!!」まだ繋がってた。

「ミア、フィニッシュ、中に出して良い?」

「ちょっと待て、え~と生理が終わって·····3週間位、後7日ほどで生理が」

「ダメだ!!妊娠の可能性が!!外に出せ!!!」

「残念、出すの止める、最初はミアの中に出したい」

「チャラ男、出すの止めるって?そんな器用な事出来るのか??」

「俺は、ミアが好きだ」「うん、何べんも聞いた、それで?」

「ミアの中に出す以外は、無駄射ちせん!!」

「途中止めって、辛く無いか?」「つれえよ!!」

「しょうが無い、今回だけの大サービス、口に出させてやる!!」

「ありあっす!!ミア大好き!!!」

「ミアのお口、ミ~アのぉお口」

「およ?はあえ!おおえあ·····おえをおううう?」

「そりゃ、早くもなる、ミアのお口だぞ!!!それは、飲んで欲しい」

「む、むむ?む~ん、不味い、鼻に変な臭いが抜けて·····口がねばつく」

「傷付く!!嘘でも美味しいって言ってくれ」

「エロい小説とかで、濃厚ミルク美味しい!!って、おお嘘だな!!!」


「シャワーして来る」「俺も一緒にシャワーする」「·····まっ良いか」

「わ~~い、ありあっす!!!」

 私の身体を、撫で廻したいだけだろうが、チャラ男が身体を洗ってくれた。


 えへっ、こう言うのちょっと良いかも。

 幸せを感じるミアでした。

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