青春の終わりとひな祭り

「お邪魔しました。」


一瞬、ドアの隙間から奥の部屋の小さな雛壇が見えた。


「そっか今日ひな祭りか。」


誰もいない外廊下で呟く。


「ただいま〜、っても誰もいないんけど。」


一人で暮らすには無駄に広い部屋に音楽をかけ、物思いにふける。

僕のみたいな人はこのマンションに何人いるだろう。


#創作試験問題

問題

外記のテーマを元に文章を作成せよ。ただし文字数は140字以内とする(論述式 配点:100)


テーマ:ひな祭り

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

つらつらと いよ @iyo_CoCoNuts

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ