物書きさんは悪魔を飼っているというお話


今回は、Twitterで発信されたマンガをご紹介します。


toggetterというまとめサイトで、

非常に分かりやすく、かつ

様々な視点からの意見が、本当によく分かりすぎてしまったんですよね。


新人コピーライターが取り憑かれがちな、ある「悪魔」の話→他の仕事、生活でもこの存在を感じるという声が多数寄せられる

https://togetter.com/li/2081690


要約すると、こんな感じ。

書けなくる(作れなくなる)理由は

①ダメだしを受けすぎる

②もしくは、自分の実力以上に色々な作品をインプットしてしまう

(自分の作品と他者の神作品を見比べてしまう)


それが潜在意識に宿って、自分のアウトプットにブレーキをかけてしまう。

それがすなわち「ダメ出しの悪魔」


こんな感じでしょうか。

特に創作においては②が大きい気がしますが。が。


これは、もう。

是非、まとめサイトを見てほしいのなって思います。


でも、ここからは尾岡語り。


すごく共感をしちゃったんですよね。

尾岡もね、


「これって面白いか?」

って、心の中で反芻しちゃうことがあります。


特に時間がなくて、チョビチョビ書きした時は、顕著になります。

読み直して。

それから、他の面白い作品を読んだら、なおさらそう思って。


それだけ、すごい作家さんがたくさんいるワケじゃないですか。

尾岡は、決して若くないくたびれにゃんこなワケですが、

10代、20代で結果をだしている人。

それ以前に、本当に面白い物語を。

すてきな表現をされる人が、たくさんいて。


「すげぇ」

って、そんな言葉が自然と出てきちゃうんですよね。


これは嫉妬なのか。羨望なのか。良く分からない感覚に囚われていたのですが、ちょっと腑に落ちました。


この悪魔と向き合うためには、書くしかないし。書き切るしかない。

正直、必然的にインプットはされちゃうワケですよ。


読まなかったとしても。

ランキングが目につけば。

注目の作品に目がいけば。


こんなに「すげぇ」作品を書く作者様は、たくさんいて。

だから、無意識下で自分にダメだししちゃう。

そのダメだしを振り切って、作品を形にできる人。


そういう人をクリエイターって言うんだろうなぁ、って。

そんなことを思ったのでした。


まぁ、考えてみると

潜在意識のダメだし(第三者的な、俯瞰的な視点)があるからこそ、

創作ができるとも言えるし。


その意識が、向上心に点火されると思えば、

一概に、悪魔とも言えないかもしれません。


時にネガティブに。

時に、人の才能に憧れても。それはそれで良いのかもしれない。


でも、結局は

書くしかないし、書き切るしかない。

でも、それ以上に書き続けたい。


あぁ、コレがしっくり来る。

才能とか、センスとか。

意識しちゃうけど。


書きたいし、書き続けたい

結局はコレなんだよなぁ。

こういうことなんだよなぁ、って。


心のなかの自分がダメ出しをしても。

やっぱり、書きたいし書き続けたい。




________________



【引用サイト】

togetter

新人コピーライターが取り憑かれがちな、ある「悪魔」の話→他の仕事、生活でもこの存在を感じるという声が多数寄せられる

https://togetter.com/li/2081690


うえはらけいた先生(Twitter @ueharakeita)

ゾワワの神様



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る