初級、中級、上級

どうも、店主の尾岡です。

最近、創作エッセイを読む機会が多い。と言うか、目についちゃうんですよね。で、このエッセイでは、ランキングバトルには何の役にも立たないことばかり、書いているワケなんですが。


実になるエッセイを書かれる人はすごいなぁ、と思うわけです。


そのなかで一つ話題としていたのが、今回のお題。

投稿サイトの「初級、中級、上級者」について。


要は、上級者が初級者(エッセイの作者)に質問するんじゃないわよ、という、そのエッセイ作者様の魂の叫びでした。


そのエッセイの作者様は非常にサービス精神旺盛で、質問に丁寧にお答えされていました。


なるほどなぁ、と思いながら。

でも、これはかなり根が深い、とも思ってしまいます。


まず、みんな評価されたい。これは誰しも感じていることだと思います。

だから、創作エッセイを読みたいと思うし、あるいは自分の表現方法を確認するという意味で、創作エッセイを書く人が少なからずいるんじゃないかしら。


言い換えれば、みんなに評価されたい層がいる。

伸び悩んでしまう。

だから、突破口を創作エッセイを書くような熟練者に問いたい。

そのキモチは何となく分かるんですよね。


でも、多くの創作エッセイは、実は共通のことが書いてあって。

作者様の人柄の差があるから、そこの面白さがあるのですが。

求めるべき方向、目的は一緒だから、結局は同じことが書いてある。


それはビジネス本でも一緒なんだと思います。


同じことって、言うのは。

結局、創作をする側がどんなエッセイを読んだって、

書き手が行動しなきゃ、物語は生まれないってことなんです。


インプットしたら、アウトプットしなきゃいけない。

でも、本当の意味で考え抜いてアウトプットしているかと聞かれたら、まだまだ足りない。


インターネットの良いところではあるけれど。

すぐに質問しちゃいますよね。


いわゆる、ググれってヤツですね。

便利な世の中です。こうやって、簡単に質問ができるし。相談ができる。


でも、それを自分の力として、消化することはできているかしら?

それは、もちろん僕も含めてですよ。


一番大事なことは、思考すること。考えること。

そして自律することだって、思うんですよね。



結局、あなたの物語はあなたにしか書けない。

あなたの言葉はあなたしか書けない。


そういうことだって思うんです。


こんなコメントやレビューをしたら、フォロワーが増えるとか。PVのためには、とか。もちろん、それは知らないより知っている方が良いし、吸収しようとする姿勢って、尊敬します。


でも、マーケットも大事。対象となるカスタマー|(顧客)も大事。

でも、それよりも、あなたの作品が大事だって思うのです。


同じように、スタンダードでも、ニッチでも。

読まれない場合は、何かしらやり方を変えないといけない。

でも、これが正しいという方法は、残念ながら無いんです。


同じく「初級」「中級」「上級」というククリも。

もう、半年までを「カクヨムビギナーズ」

それ以降は「カクヨムユーザーズ」で良いんじゃなかろうか。


書き方や営業の方法を、参考にするのは良いと思う。

でも、それ以上を安易に質問するのは(もちろん、そういう質問形式で、評価がある作品があるのも事実ですが)どうなんだろう。


本来、そこはコンサルの領域で。コンサル料を払うべきだと思うの。もちろん、本当に払えという意味じゃなくて、人の経験を共有するのは、自分から探す(読む)も含めて。それか、対価を払いコンサルしてもらうしかないと思うんです。


情報はお金で。貴重品で。財産だと思うから。

過去。図書館の蔵書は貴重で。本は自由に読めない時代があったんですよ?


少なくとも、安易に質問して分かったつもりになることのは、違うかな。

だってみんな。

カクヨムユーザーズだと思うので。


ただ、そこを含めて。気軽に相談できるし、言葉が発信できるのは、良い時代だなぁって改めて思います。

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