イキモノが描く創作は、やっぱりイキモノ

物書きってナマモノだなって思う瞬間があって。

よく、スランプっていうじゃないですか。

書けない。

書くことができない。

スイッチが入らない。


まぁ、そういうことって、ままあるのですが。



スランプって言葉をコトバンクで改めて検索をしてみました。


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スポーツ、仕事などで、実力が十分出せず、技量や技術がふるわなかったり進展しなかったりして、不調が比較的長く続く状態。不振


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なるほどね、って思う。

まぁ、今回、僕も思い描いた短編が書けなくて「むーっ」となっているのですが、これは本当にスランプなんでしょうか、と思ってしまう。


思い描いた物語を書くことはもちろん理想なんだけれど、時にはやっぱり思うようにいかないことがあるんですよね。


僕もそれなりに書いているので、どうも

やっぱり時々は、こういう波がくるんですが。


今回は面白い自主企画があって。

参加したいって思ったんえすよね。

プロットまで作ったのに。


どうも、筆が乗らない。まぁパソコンで執筆しているのね、

キーボードのタッチタイピングが乗らないというべきか。


でも、これを不調・不振というのには、

ちょっと言葉に違和感があって。


やっぱり、創作って

ナマモノ。

むしろ

生き物って思うんですよね。



その時のコンディションや

書きたい衝動、

もしかしたら刺激のインプット(創作物、カルチャーの吸収)そのものが足りないのかもしれない。


ドキドキしたい。

ワクワクしたい。

でも、ココロは砂漠化していて。

貪欲に「違う」モノを求めているのかもしれない。




そういう状況を「不振」と表現することに違和感があるんです。

書き方を変えたり。

違う作品を始めてみたり。

もっと違う作品をインプットしたり

誰かとバカやったりするのも良いのかもしれない。


僕たちイキモノが描く

その創作は、やっぱりイキモノだから。


だから、ちょっと休んだり

浮気してみたり、

他の作品やカルチャーに恋してみるのも良いのかもしれない。


スランプ夏どうかは、実はそんなたいした問題じゃなくて。

今やりたいこと、

今読みたいこと。

今、感じたいことは

やっぱり、あなただけの物語だと思ってしまいます。


僕たちイキモノが描く

その創作は、やっぱりイキモノだから。

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