最強ハウジングアプリで快適異世界生活

　某あつまる森のごとく、自分で家を建てて自分の生活を始めてしまう系の異世界ファンタジー。しかし建てた場所が戦場のど真ん中だったので、のっけから遺体の埋葬と怪我人の救命を行うはめになり、ドラマが動き出す……といった塩梅。

　家の中でひたすらカップラーメンを食べるとか、白米を炊いて食べたくなる（米をキロ単位でちゃっかり購入している）とか、妙に素朴でリアリティのある心理描写に惹かれます。

　絶対安全領域のマイホームを軸にして徐々に話が進んでいくので、構成がスッキリしていて読みやすいのも〇。キャラクターの造形も親しみやすく、コメディチックな筆致を維持しつつ内面を描こうという、作者の方の意思を感じ…続きを読む

ハト目線、パネェっス(笑)

　ただのお気楽系かと思いきや、いきなり戦場。死体を埋葬するところからお話はスタートです。
　迫り来る、戦争、怪鳥、巨大ミミズにゴブリンと殺伐とした外の世界と対照的なほのぼのとした街の中。
　無敵の壁に守られて獣人と人間が協力し合い街は出来ていく。

　次第に増えていく施設。言葉の壁を越えた交流。そして、次々と巻き起こるトラブル。この先一体どんな街に成長していくのか楽しみです。

　基本はお気楽系なので楽しく気楽に読めます。
　老若男女を問わずお奨めです。

「ハウジングアプリ」の発想に、まず脱帽です。
獣人族と人間の確執と、それを乗り越えた交流。
うみさんファンならおなじみの「パネエッス！！」

もふもふと、人間と、でっかい鳩とドラゴン…。
力を合わせてLets開墾！！
驕らないリーダーのふじちまくんにも好感。
更新が楽しみな良作です。

あの鳥さんがどこからやってきてどこへ帰っていくのか。
あの鳥さんが何を思い、何を知って竜を討滅するのか。

ワギャン「あれ？ふじちまは？？」

目が覚めると大草原だった！
「ステータス、オープン！」って、恥ずかしいな(笑)
などと一人で照れながらも、知らない世界でのんびりと不思議なアプリを使って家を作った主人公。
だが実は、家の外は戦場だった⁉

平和な日本から来た、戦うことなど到底できない男の子が、四苦八苦しながら死体を埋めて戦争を止めようとする物語。