宿題の悩みは皆同じ?

 はぁ、宿題と聞いていい気分になる日は一日たりとも無い。

 たとえ休みの日だろうと。


 なんでこの世にそんなものが存在するのだろうか。

 誰が決めたのだろうか。

 俺は毎日そう思いながら宿題をやる。


 算数に国語、ドリルだろうがプリントだろうがなんだってめんどくさい。

 家に帰ったらゆっくりしたいのに…。


 家には俺を誘惑する者たちはたくさんいる。


 テレビ、漫画、ゲーム。

 絶対にペンを握るより楽しいだろう。


「宿題めんどくさいよなぁ」

「ほんと、俺なんか見たくもないもん」


 俺は隣の人と話しながらゆっくりと今日の宿題を開いた。これから丸付けタイムだ。

 終わらなかったら帰る時間が遅くなる。

 居残りってやつか?

 

 俺だって宿題やりたくないんだよー!


 俺は静かな部屋職員室で赤いペンを握り宿題に丸を付ける宿題を黙々と始めた。

 家に帰ったらやりたいゲームや見たいテレビを思い浮かべながら。 


 先生に宿題がないと思ったら大間違いだからなー!

 この静かなる嘆きで部屋職員室中があふれていることはよくあること? なのかもしれない。

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