本日は、日本ダービー

 本日、競馬の祭典「第89回東京優駿(日本ダービー)」が開催されます。


 今シーズンのG1競走は、1番人気の馬がことごとく連を外して(2着まで来ない)いて、まったくの穴党でもなければ、ガチガチの人気馬の組み合わせを買うわけでもない私も連敗記録まっしぐらです。


 あと、推しの馬も居ないので、なんとなく予想して、「当たればおっきいな~」的な組合せで、毎回、千円だけ投入している買い方です。




 今日は、ダービー日和です。


 とにかく、暑い!




 私が初めて、府中の東京競馬場にダービー観戦に行った日も、夏日のこんな天気でした。


 その時は、私が一番初めに好きになった馬(ドクタースパートという名の馬で、クラシックの第一弾皐月賞さつきしょうを勝っていました)が出場しまして、その応援に駆け付けた次第です。


 しかし、血統的な面から言ってもダービーは難しいだろうと言われていましたし、当日の体重が前走の皐月賞からマイナス8キロ(生涯体重で最も小さい426キロ)だったこともあって4番人気でした。


 ダービーの2レース前には、投票を済ませて、ジリジリ焼けて熱くなったゴール版前のエリアに座りましたが、それから、どんどんと観衆が押し寄せて、ダービーの発送時点では身動きが取れない状態で立っていました。


 ドクタースパートは、まったく元気なく、14着でゴール板を過ぎました。


 それ以後も、レースには出るものの、うだつが上がらず、1年後のステイヤーズステークスに出場してそれが引退レースになりました。しかし、日本の競馬で最長距離の3600mのステイヤーズステークスで、彼は堂々1着になったのです。血統の評判も何もかもぶっ壊した瞬間でした。


 新冠にいかっぷで生まれ、帯広の地方競馬場で走っていたこの馬は、中央競馬の日の光を一瞬浴びて、そして、長く低迷し、最後に光り輝いたのでした。



 いいえ、この暑い陽射しが、30年以上前のこの馬を思い出せただけです。


 今、本日のダービーのオッズを見ると、霜降り明星の粗品が買う一番人気の馬が、昨日よりも人気を落としている(「粗品の呪い」で検索するとどういうことかわかります 笑)から笑えます。


 私は、鼻からその馬絡みの馬券を買う予定がないのですが、さてどうなることやら。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る