2022年 7月

早い梅雨明けでいつもの夏の風物詩始まる

 コロナ感染明けは、職場に迷惑をかけた分、身を粉にして働き(嘘。そこまでじゃあない)、カクもヨムもままならないまま、あっという間に6月が過ぎ去りました。

 去年の梅雨明けも、子どもたちの夏休み前、という異例の早さでしたが、今年は、輪を掛けて史上最速の6月明けでありました。毎年、何となくアジサイにカメラを向けていたのが、アジサイの写真を撮る前に梅雨が明けました。


 梅雨が終われば自動的に季節は「夏」ですが、暑さで勘違いした少数の早生わせの蝉以外は、まだ、地中で眠っているようです。ついでに、蝉の心配をするなら、昨年、葉の裏に産み落とされた卵からかえった蝉の幼虫が、この短い雨季の期間に無事に地中に潜り込めたかどうかも気掛かりです。もしかして、5~7年後の夏、蝉の鳴き声が少ないかもしれませんが、おそらく、その頃には、今年の早い梅雨明けのことなんて忘れているだろうと思います。


 さて、今年も人間ドックは7月終わりです。その準備は4月からスタートさせていましたが、5月後半のコロナ感染ですっかり予定が狂いました。身が粉になる一歩手前まで仕事をせねばならぬこともあり、6月中旬からになりましたが走っています。

 走る距離は、私の場合、基本10kmです。特に意味はありませんが、キリが良いから10kmにしています。走るのは、余程のことがない限り、早朝です。夕方~夜は、残務やら、学校帰りの娘を最寄りの駅まで迎えに行く係がありますので、当てにならんのです。


 4時に起きて、コンタクトレンズを入れて、EAAとか発汗を促すなんちゃらサプリなんかを口に放り込んで4時半に家を出ます。走るコースは、4つ程ありますが、各地で早くも熊の出没情報が出ていますので一番のお気に入りの山の近くコースはあまり行かなくなりました。

 ペースは、本人も驚くくらいに遅くなってしまいました。1km7分~7分半です。これは、筋力、肺活量共に衰えているのだと自覚しています。


 走り始めの頃は、お腹の重さを感じます。毎年のことです。500mlのペットボトルが胃から腸に掛けて縦に内蔵されているような重さを感じます。でも、走り続けていると、このペットボトルの容積がだんだん小さくなる感じを味わえます。これは、ダイエッターとしては堪らない感触です。お腹の中のペットボトルを全く感じなくなると素軽さを感じられるはずですが、筋力低下が確実な私故、はてどうなることやら。


 本日の段階で、MAXから6kg減です。しかし、あの職場の組合の回し者のような病院在中の栄養士を黙らせるためにはあと2kg減が必要だと思っています。BMIが基準値を超えただけで、その栄養士が「毎日、体重を記録して、月に1回来院してください(しかも、平日)」と決まり文句を言うのです。仕事している平日に、同僚に頭を下げて、んなところに行ってられません。今までは、「頚椎症で…」「五十肩で…」と体を動かせなかった言い訳を言って断ってきましたが、今年は、体のどこにも痛みはありませんので、言い訳不可です。

 

 ドックまであと23日。無事に放射能除去装置を地球に持ち帰ることができるかどうか… 否、栄養士を黙らせるBMI数値を手に入れることができるかどうか、です。

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