NAKA/road様の『魔王女様は遊びたいッ!』その1

 遅くなって申し訳ありません。

 中々時間の都合が付かず、このように時間が空いてしまったこと、申し訳なく思います。


 と、個人的な話はここまでにして、今回はNAKA/road様の『魔王女様は遊びたいッ!』の感想になります。

 話数があるので、分割して読ませていただきました。

 

 このNAKA/road様の『魔王女様は遊びたいッ!』はとても読みやすい地の文に個性的なキャラクター、ぜひぜひご自身の目で追ってほしい作品です。




 初めまして、転ぺんと言います。企画への参加、ありがとうございます。

 全て読んでから感想を――と思っていたのですが、NAKA/road様の『魔王女様は遊びたいッ!』はまだ連載中とのことと、32話にわたる長編のため、分割して感想を上げたいと思います。


 では、8話まで読んだ感想を応援コメントに上げたいと思います。


 まず地の文の丁寧さが目に入りました。

 読んでいて容易にその描写を想像でき、様々な言葉と表現、私自身が使ったことのない文章の構成に驚くばかりでした。

 第1話の『滅びの子と導き』での破滅、破戒の中心、それをありありと表現できる文章力、特に、嗚呼、今は亡骸と成りし人類よ。から、賛美するのだ。までの地の文が印象深かったです。

 それと第5話『ニア・レ・ケーニヒスと虫歯の竜王バイキングの遊び』の純粋無垢な期待を惜しまなく――。や歯ブラシ一本の描写に費やした文章の量。その2つが特に素晴らしいな。と、私は感じました。


 ただ1つ、気になる点があります。

 これは私事なので、NAKA/road様が気にすることではないのかもしれないのですが、地の文がとても丁寧なのに反して、キャラクターのセリフが少し安っぽく聞こえてしまう箇所がありました。

 三点リーダーの多様『ッ』と感嘆符の多さ、それらが地の文の真面目さと丁寧さとのギャップを生んでしまい、吃驚してしまいました。

 どちらかに寄せる必要はないと思うのですが、地の文を生かしたキャラクターの会話があると吃驚しないと思います。


 ただ、昨今はキャラ小説が流行の先端に位置づけされるようになってから、地の文の需要が減ってしまったように思えます。そんな中で、これだけ丁寧に描写できる書き手さんというのは貴重なのではないでしょうか?


 と、まだ8話までしか読んでいないので、この程度の質の感想になってしまいましたが、これから読み進めて新たな展開、もっと掘り下げられたキャラクターたちと相見えることを楽しみにしています。


 短いですが、8話までの感想とさせていただきます。


 これからもこの『魔王女様は遊びたいッ!』の続きを楽しみに待っていますので、ぜひぜひ完走まで頑張ってください。


 では以上で終わらせていただきます。

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企画の感想1 筆々 @koropenn

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