ハル様の『10044年の時間跳躍(タイムリープ)』その1
ハル様の『10044の時間跳躍(タイムリープ)』はまだ未完成ということもあり、先に応援コメントにて感想を書かせていただきました。
ただ、すでに16話という話数があるため、応援コメントだけでなく、こちらでもその応援コメントに上げさせてもらった感想を載せたいと思います。
皆様もぜひ、ハル様の『10044年の時間跳躍(タイムリープ)』を読んでいただけると幸いでございます。
初めまして、転ぺんと言います。
企画への参加、ありがとうございます。
まだ完結していないということで、まずは感想をこちらの応援コメントに書かせていただきます。
では、まず感想なのですが、世界観の練り方がとても素敵だと思いました。正直、最初はSFか。と、苦手分野であるため身構えてしまったのですが、読み進めていく内、ファンタジーの色が濃く出てきて、尚苦手だと思っていたSF要素もすっと頭の中に馴染むような丁寧な説明、わかりやすく、それでいて苦にならない言葉選びと文体、地の文での世界描写、状況描写がハル様はとても上手なのだとわかる作品です。
ただ、幾つか気になった点を挙げさせてもらうのなら、まずその地の文に勢いが足りないことです。
繋ぐことが出来る文章に句点が入っており、勢いが止まっているように思いました。例えば、勢いがそれなりに大事な戦闘描写なのですが、15話・刺客(2)で、『力でリョウを~』の部分で、これを『力でリョウをねじ伏せようとしており、まともに受け止めたのなら剣ごと吹き飛ばされてしまいそうだ。』のように、地の文に勢いを持たせるともっと読みやすい文章になるのではないでしょうか?
それともう一点、これは私自身、人に言えることではないのですが、叫び声や感嘆詞にセリフが取られてしまっていることです。
「きゃあああ」などのセリフを地の文で描写する。これが結構難しいんですよね。私も勉強中です。
と、気になった箇所を挙げましたが、やはり地の文の世界観の描写や説明の簡潔さ、すっと頭に入り込んでくる言葉選びは本当に素晴らしい。の一言です。
きっとそれらがハル様が小説を書く上での武器なのではないでしょうか。と、感じました。
大変長ったらしくなってしまいましたが、16話までの感想とさせていただきます。この作品が完成したら、また感想を上げたいと思います。
このハル様の『10044年の時間跳躍(タイムリープ)』という作品、とても続きが楽しみで仕方がありません。
完成を楽しみにしています。
では、以上で私の感想は終わりです。
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