遠藤 九様の『その順位、ちょっと待った!』

 こちら、遠藤 九様の『その順位、ちょっと待った!』の感想を上げたいと思います。

 ただ、こちらもまだ完成しておらず、それでいて話数が9話まであるので、応援コメントに上げた内容をこちらにも上げます。


 では、ぜひこの感想を読んだ方も、遠藤 九様の『その順位、ちょっと待った!』を読んでいただき、何かしらの感想を抱いていただければ幸いです。


 初めまして、転ぺんです。企画への参加、ありがとうございます。

 では、まだ未完成ということで、まずはこちらにも感想を書かせていただきます。


 では、感想を。


 まず、とてもいい意味で、わかりやすいキャラクターに親しみが持てました。十二支というわりかし誰にでもある知識が背景ということも理由ですが、何よりも、遠藤 九様はその背景とキャラクターを繋げるのにとても秀でているように思えました。

 三紀猫の行動理由や根底にあるものがそれに当たります。そんな背景がある中で、しっかりとそれの延長線上にある様なキャラ作り、言葉選び、三紀猫というキャラクターが、読み手にも納得出来る作りになっているのが見事でした。


 ですが、少し気になったのが、感嘆符と三点リーダーの多用、背景や状況の説明は地の文でよく書けているのに、地の文で済ませても良いようなセリフが多いことが気になりました。

 キャラクターを作る能力はとても高く、地の文も読みやすい。これだけの能力があるのに、セリフに頼って文字を埋めてしまっている感が出てしまっているのはとても勿体なく思えました。


 と、気になる点を挙げさせてもらいましたが、やはりキャラクターやその背景はとても魅力的です。

 これからも続きを楽しみに、そして応援していますので、完成を楽しみにします。


 では、短いですが、感想を終わります。

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