信ずる道へ①

 


「もうし、もうし。昌幸まさゆき殿にお目通り願いたい!」


 下野国しもつけのくに犬伏いぬぶし。そこには、徳川軍に随従するため小山おやまに向かう上田真田軍が逗留していた。

 宵闇の中、武装した若い男がかがり火を手に出てきた。


「何者か。我が父に用ありと申すならば、まず名乗られよ!」

「おお、これは失礼申した」


 突然陣を訪れた男は、馬から下り膝をつく。


「我が名は、木村きむら佐間介さまのすけ重光しげみつ。早々に、昌幸殿にお目通りを」

「俺は昌幸が次男、左衛門佐さえもんのすけ信仍のぶしげだ。父に何用か」


 信仍は鋭く男を見下ろす。


「おお、信仍殿にありましたか。御名は聞き知っておりますぞ。亡き太閤様から多大なる寵と、豊臣の姓を戴いた、勇猛なかたと」

「何用かと訊いている」


 信仍は苛ついて低く問う。男は「はっ」と短く答えて告げた。


「そのような信仍殿であれば、豊臣家、そして秀頼様(秀吉の子)への忠も篤きものと信じます。……この重光、ここに、治部少輔じぶのしょう殿からのお文をお持ちいたした」


 その名に、信仍の顔がさらに怪訝そうに歪められる。


「治部少輔……石田三成殿からの?」

     




       

 柔らかな光が頬を撫でる。

 風が、流れた。

 声もなく、音もなく、瞼を持ち上げる。世界は眩しかった。


 見知らぬ天井。


 しばらく見つめて、そのままゆるゆると、視線を左に傾ける。


 すぐ傍らに、信幸が座っていた。

 彼はじっと自分を見つめている。怒っているようにも、泣きそうにも、見えた。どちらにしろ、いつになく幼い。


「…、……」


 信幸、と呟いたつもりが、まるで声にならなかった。ひどく喉が痛む。なぜだろうと不思議に思いながら、視線を落として、見つけた。

 彼の両手に包まれた、自分の左手。

 そこからは、何の温もりも伝わってこない。何も感じない。身体と意識が離れた奇妙な感覚の中で、ただじっとその手を見つめた。


 時間が止まってしまったようだった。いや、本当に止まってしまっていた。心が、感じることをやめてしまっていた。


 けれど。


「………馬鹿者」


 声が、響いた。

 不意に左手が震えた。否、その手を抱いた、信幸の手が震えていた。


「本当に……死んでしまったかと、思っ……」


 声は続かない。代わりに信幸は、握り締めた手を自らの頬へ導いた。そして、温かなしずくが手の甲を打った。ぱた、ぱたと。

 そう、温かい。


「……の、ぶゆ……き」

「良か……っ、生きて──於稲……!」


 妻に被さるように、信幸は彼女を抱きしめた。良かった、と何度も繰り返し、静かに泣きながら強く抱きしめた。けれど於稲には、自分が抱きしめてあげているような気がした。

 



「無事に意識が戻ってよかった。本当に」


 上体を起こした妻の背を支えながら、信幸は実感を込めて言った。


「もう丸二日も眠ったままだったのだぞ、高熱を出して。……気分は、どうだ」


 微笑んで、妻の顔を覗き込む。


「……少し……頭がぼうっとしております」

「まだ熱が下がりきらないか」


 於稲はだるそうに、夫の肩にもたれる。そして目を閉じた。


 どこも痛くはない。苦痛は感じない。だが、意識がぼやけている。夢の中にいるように、ふわふわと浮いている。


 信幸は回した腕に力を込めて、妻を抱き寄せた。


「あとで、葵亥あおい茜子あかねに礼を言わなくてはいけないよ」 

「あおい……?」


 それは確か、弟のような青年忍者の名前。茜子はその姉だ。

 彼らがどうしたのだろう、と於稲は考えようするが、鈍った思考がすぐに霧散してしまう。


「葵亥が駆けつけるのがあと少し遅れていたら、そなたは……どうなっていたことか」


 於稲はわずかに小首をかしげる。


「覚えていないか? 葵亥が右京うきょうを払いのけ、そなたに解毒薬を飲ませてくれたのだ」


 耳に届いた音を、頭で反復させる。

 葵亥が。右京を、払い、のけ。解毒薬を……


(解、毒……)


 毒。


 感情を忘れていた瞳に、急速に光が戻る。


「わらわ……生きておる、生きて……。――なぜ」


 於稲は自分の手のひらを見つめた。


 思い出した。確か、自分は毒を仰いだはず。信幸のいる世界からこの身を消し去るために。なのに。……なぜ、ここにいる。生きている?


「茜子がな、鹿沼かぬまの陣まで、忠勝殿から頂いた解毒薬を届けてくれたのだ。自分はぼろぼろになって。そしてそれを受け取り、葵亥とわたしで駆け戻ってきた」




 暗い雨が降っていた。全ての音を掻き消すように、地に強く打ち付けていた。

 城に着くなり、葵亥は疾風のごとく部屋に駆け込んだ。


『……右京』


 いつも花のように笑っている右京が、泣いていた。悲鳴を上げながら、激しく泣きじゃくっていた。そうして泣きながら、於稲の首を絞めていた。


『何して……ッ、放せ!』


 力任せに彼女の肩を引き、ぐったりとしている於稲から剥がす。右京の背は壁が受け止めた。彼女はもう立ち上がらず、手をついて泣き続けた。


 ゴホゴホと於稲は激しく咳き込む。そしてわずかに、水を吐いた。


『おねい。おねい、しっかりしろ!』


 色を失くした頬を軽く叩く。けれど、返されるのはか細い息だけだ。目は開かれない。


『おねい!』


 叫ぶ。だがいくら叫んでも、大声は豪雨に遮られて響かない。

 涙混じりに右京が喚いた。


『ッ、飲んだわ。毒を飲んだわ。だから、わたくし……ッ』

『――くそッ』


 葵亥が懐から取り出したのは、小さな竹筒。茜子から預かってきた、白い毒の解毒薬だった。急いたさまで、キュポンと栓を抜く。


『飲め』


 荒々しく於稲の口を開かせ、筒の中のとろりとした液体を注ぐ。


『……ん、ぐっ』


 苦しいのか、意識のない身体はそれから逃げようとした。


『吐くな、飲むんだ!』


 とっさに、葵亥は彼女の口を己の口で塞ぐ。


『葵亥──……』


 雨にびしょぬれになった信幸が駆けつけたのは、その一瞬の静寂。


 ゴクン、と薬は於稲の喉を落ちていった。


 ほ…と息を吐きながら、葵亥は彼女の口から離れる。呆然としていた信幸も我に返り、急いで部屋の中に入った。


『葵亥、於稲は』

『信幸』


 声をかけられて、葵亥は彼に振り向く。


『やっぱり毒を飲んだらしい。今、薬を飲ませた。息はしてる、けど』


 その顔に安堵の色はない。信幸も顔を険しくして倒れた妻に駆け寄る。


『於稲!』


 夫に場を譲るように、葵亥は於稲から離れる。その視界の端に映ったのは、気抜けしたように静かな右京。大きな瞳から、涙は途切れていた。

 葵亥はその前に無言で立ち、感情のない――感情を忍ばせた表情で、右京の頬を打った。きれいだなと彼がいつも思っていたその瞳から、また涙が溢れた。    




「それからそなたは、高熱を出して寝込んでいたのだ。今まで、ずっと」

「……助かったのか、わらわは。助かって……」


 助かって、しまったのか。無言で呟く。

 そしてまず、親友の身を案じた。


「右京は。右京はどうしております?」


 信幸は少し渋い顔をした。


「今は部屋で眠っている。そばには葵亥と、茜子もついているから心配はいらない」

「そうですか……」


 ほっと息をつくと、信幸はさらに訝しがるように顔をしかめた。於稲はそれに気づかない。


「のう、信幸殿。右京は悪くないのです。あの子を責めないでやってくれませぬか」

「話は聞いたよ」


 氷のような声音。

 思いがけない低い声に、於稲は彼を見た。切っ先のように光る彼の目と視線がぶつかった。


「そなたが自ら、毒を飲んだらしいな」


 怒っている。怒鳴りたいのを必死で抑えているのが、空気から直接伝わってくる。

 沈黙は当然、肯定にとられた。


「そなたが家康殿へ送った書も、見た」


 決定的だ。於稲は息を呑んで身を強張らせる。


「………なぜだ。なにゆえそなたは、このような」


 肩に置かれた手がかすかに震えた。信幸は空いている方の手で眉間を押さえ、口で深く息をした。


「なぜ……馬鹿な、真似を」

「いいえ。いいえ、殿。わらわは間違っておりませぬ」


 真顔で言い放った於稲に、信幸の目がキッと光る。それでも於稲は怯まない。


「わらわさえいなくなれば、殿は真田に刃を向ける必要などないでありましょう。真田の嫡男として、次期当主として、堂々と戦えるでしょう? わらわが生きていては、真田の家がまとまりませぬ。だからわらわさえ、いなくなれば」

「ふざけるな!」


 堪えきれず、信幸は激昂した。


「誰がそのようなことを望んだ。そなたに死ねと言った」

「と──」

「わたしは信じて待っていろと、そう言ったのだ! なのに、よくもそなたは……! このわたしが、そんなにも信じられなかったか」


 違う、と於稲は必死で首を振る。


「信じておるからです。殿は裏切りませぬ。けれど、それは、殿が真田の家を離れるということでしょう。……だから、わらわは」

「わたしがそれを選んだのだ。なのになぜ、そなたが否定する」


 彼の声はもう荒くなかったが、変わらず低いまま。


「お二人の争う姿など見たくないのです。殿は本気で、信仍殿と戦うおつもりですか。あのかたとの絆を分かつおつもりですか」


 声を張り上げると、くらっと目が回った。すると耳元で、大丈夫か、と心配した声がささやかれる。肩に回された手がいっそう強くなった。

 不意に、於稲は泣きたくなった。


(だから、このかたは……)


 優しすぎるというのだ。

 連れ添って、もう随分経った。その間、信幸が自分に声を荒げたことなどなかった。けれど今、初めてそれをされた。だから、さすがに見切りをつけられたかと、そう思ったのに。


「やはり、横になるか? ……そうだ、腹は空いていないか。粥なら食べられるだろうか」


 弱った妻に、甘やかすような声音で問う。先ほどまで怒鳴っていたことなど忘れたように、熱に浮かされた体の具合を案じている。

 於稲が目を伏せて瞼を震わせると、さらに「気分が悪くなったか」と眉を下げた。


「殿」

「ん?」

「わらわは、……」


 思いは言葉ではなく、涙となって転がり落ちた。


 信幸は静かに彼女を胸に抱き寄せる。温めてあげたいと、思う。心身ともに弱りきった妻は、あまりにも頼りない。


 声はなく、涙だけがこぼれる。信幸の胸は、腕は、温かい。自分は多分、ここが一番好きだった。彼の腕に抱かれているときが、一番幸せだった。


「於稲」


 信幸は抱きしめたまま、ひどく穏やかに問いかける。


「そなたは、何を望んでいる」

「……消えて、なくなることを」


 素直に答えた。信幸は少し押し黙り、変わらぬ声でさらに問う。


「なぜ、それを望む」

「殿を、徳川から解放してさしあげたい」

「なぜ?」

「……信仍殿と、争わせたくないからです」

「それは、なぜ」


 於稲は眉をひそめて顔を上げた。目が合った信幸は微笑んでいた。


「……弟君と戦うことになれば、信幸殿が苦しむ」

「わたしを苦しませたくないということか。なぜだ?」


 於稲はさらに眉根をきつくする。何を言わせたいのか。


「殿の苦しんでいる姿を見ると、わらわまで苦しくなってしまうから」

「そうか、では」


 また、なぜか、と訊かれるのかと思った。


「そなたを失うことが、わたしを苦しめないとでも思ったか?」


 微笑んではいるが、目は本気だ。憤りをおびている。


「それとも、自分はもう死んでいるのだから関係ないと言うか。薄情だな」

「ちが……っ」

「違うか。ならば、もう一度問う。於稲、そなたが本当に望んでいることは何だ。本当に、わたしをおいて死にたいか? 本心からそれを望むか」


 言いながら、信幸は妻をまた抱きしめる。逃がさないように。嘘など、つけないように。於稲を捕らえる。


 何を望んでいる? 


 この腕以外の、何を求めるというのか。この愛しい温もりから離れることを乞うというのか。それが、本心か。


(わらわが、本当に望むこと)


「ずるい」


 思わず口にした。

 こんな風に強く抱きしめて。そんな風に優しく問うなんて。ずるい、卑怯だ。


 瞬くと、ぱた、と涙が落ちて信幸の衣に滲んだ。


「わらわは……信幸殿の、傍にいたい。この腕を離したくない。ずっと、ここにいたい」


 本音の、本音。それは子供が駄々をこねるのと同じくらいにつたなく、必死だ。


 信幸の頬が甘く溶けた。


「死んでしまっては傍にいられないよ」


 死魂となっては温かな腕に触れられない。温めることも、想いを伝えることも、何もできない。


 於稲は潤みきった瞳で信幸を睨む。そして拗ねたように短く吐く。


「……阿呆」

「阿呆はそなただ。どれだけ皆を心配させたと思っている」


 咎めの言葉に呆れの色が混じる。

 於稲はしおらしく謝った。


「……すみませぬ」

「あのような心臓に悪い思いは二度とごめんだ。気が気でなかったせいか、鹿沼からここまで馬で駈けてきたときの記憶がないくらいだよ」


 信幸は長く息をついた。

 本当に、何も覚えていない。記憶が飛んでしまっている。かすかに、黒い闇と雨の音が耳に残っているだけだ。そして、於稲が寝込んでから目を醒ます間の記憶も、ない。それはつい先ほどのことだったというのに。二日間、力を失った手を握り、じっと妻の顔を見ていた。それだけだった。


「……あ、れ?」


 於稲は怪訝そうに首を傾げた。


「どうした」

「信幸、殿。なにゆえ…ここにおられるのです?」

「何が」

「ここは、沼田ですね。なぜ、小山に向かったはずの殿が、ここに」

「ああ。………ははっ」


 笑いは哀しいほど乾いて響いた。

 把握した瞬間には、於稲の目が点になった。


「ばっ……馬鹿者ですか、殿はッ。軍を、兵士たちを放り出してきたのですか!」

「こらこら、夫を馬鹿呼ばわりするものではない。きちんと影武者を置いてきたよ。晴れたら宇都宮に向かい、そこで待機するようにと言ってある」


 信幸はのんびりと呑気に答える。


「影武者? それにしたって、いくらなんでも気安過ぎます。さっさとお戻り下され。さぁ、さぁさぁさぁ!」

「つれないな」


 残念がる台詞を吐きながら、信幸は朗らかに笑む。笑ってしまうくらい、いつもの於稲だ。信幸は初めて心から安堵した。


「こんな、女とひっついておる場合ではないでしょう。殿は一軍を統率する武将なのですよ。一刻も早く戻らなくては、皆が困る」

「ん、そうだな」


 頷くが、信幸は於稲を離さない。微笑んだまま、妻の顔を覗き込む。


「於稲。一つだけ言っておく」

「は? 何です」

「敵対したところで、わたしと信仍との絆は切れたりしない。細く、脆くなるかも知れないが、切れることは決してないよ」


 於稲は目を見張った。


「だからこそ、わたしは安心して徳川につける。真田をシゲに預けられるんだ」


 声はよどみなく、熱をもった目は優しい。


「それに、こんなことを言っては、そなたは怒るかもしれないが。……わたしは実を言うと、徳川のことより真田のことを考えて動いているのだ。何より真田の家と、民のことを──そなたを含めてな。そなたはもう徳川の姫ではなく、立派な真田の女だ。少なくとも、わたしにとっては」

「殿……」


 見つめあう二人に、廊下から走り来る気配が近づいた。


「信幸様──あ…っ」

 開け放たれたままの障子から覗いたのは、茜子であった。


「姫様、お目覚めに」


 その瞳はたちまち狂喜に潤む。


「茜子」 

「姫様ぁ、よ、よろしゅうございました。本当に、本当に……!」


 駆け寄り、その膝元で泣き伏せる。


「やっと起きたか、寝ぼすけ」


 現れるなり腕を組んで悪態をついたのは、葵亥。於稲はにこっと晴れ晴れとした顔で微笑む。


「心配かけたな。ありがとう、二人とも」


 葵亥は少し照れたように「おう」と短く返し、茜子は感涙してむせび泣いた。弟は姉にうんざりしたような視線を投げてから、その目を信幸に向けた。


「おい、信幸」

「何かあったか」


 承知したように、信幸は於稲から離れた。すかさず茜子が彼女に抱きつく。

 ああ、と葵亥は頷いた。その顔は、常よりも厳しい。


「宇都宮に着いた陣の方に、昌幸から遣いが来たらしい。天狗だ」

「父上から?」


 夫婦の顔が曇った。


「『急ぎ犬伏に来られたし。米山薬師堂にて待つ』だってよ」

「犬伏か……一日で着くだろうか、急がねばな」

「殿」


 於稲は思わず彼の袖を掴んだ。信幸は一瞬きょとんとした顔で振り返り、すがるような妻の目に微笑む。


「今度こそ、信じて待っていられるな? ……わたしも、生きてそなたと共にいたい」


 於稲はゆっくりと頷く。けれど、掴んだ手を離せない。


「それに、わたしのいないこの城を頼めるのはそなたくらいだ。留守を任せた」


 於稲は大きく息を吸い、手をほどいた。


「……わかりました」


 うん、と信幸は満足したように笑う。そして真面目な顔で葵亥に振り返った。


「右京は?」


 青年忍者は目を閉じて首を横に振った。


「そうか。──茜子、あとはよろしく頼む」

「はい」


 茜子はやっと涙を拭った。


「よし。では行こうか、葵亥」


 空は青い。どこまでも、青い。その眩しさに、仰いだ信幸はわずかに目を細める。


『兄ちゃんがついてるからな』

『な、元気になったら一緒に遊ぼう。朝から晩まで、ずうっと一緒に遊ぼう。だから早く、元気になれ』


『うん。約束だよ、兄ちゃん』


 眩しすぎて、瞼を閉じた。


(──大丈夫だ)


 気持ちは、決まっている。

 

『約束だよ……』

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