第1章

薙刀姫のお嫁入り①


     

 仰げば、眩しいほどの秋晴れ。空は遠く遠く、どこまでも青い。


「おねい様、そろそろ帰らないと叱られちゃいますよ」

「まだ大丈夫であろう、もう少しだけ」


 おねいと愛称で呼ばれた於稲おいねは、上機嫌で答えて茜子を振り返った。


 浜松城下町。屋敷から抜け出してきた彼女は、久しぶりに市にやってきてはしゃいでいた。珍しい文様の入った反物たんものや菓子を見つけては、目を輝かせて見入っている。


「またそんな呑気なことを言って。今日はお城に呼ばれてますのでしょ、おねい様の夫となられるかもしれない方々がお見えなんですよ」


 弱りきったさまで後ろをついて歩くのは、於稲と同じ年の少女。茜子あかねは於稲の乳兄弟であり、幼い頃からつるんできた気心の知れた娘である。


「せっかく上様にお呼ばれになってますのに、またこんなところで遊ばれていて……遅刻しては大変です。おねい様だけでなく、お父上様まで叱られてしまいますよ?」


 於稲は聞こえないふりをして、嘆く茜子を無視した。


「それに、今度の縁談は徳川にとってかなめとなるのでございましょ。万が一破談などということになってしまったら……。ああ、そんなことより、おねい様。もう輿入れを控えていらっしゃる御身なんですから、このように気安く屋敷の外へ出るのは」

「うるさいぞ、茜子」


 於稲からきつく睨まれて、茜子は身を竦ませる。於稲はそれにかまわずそっぽを向いて、興ざめしたようにため息をついた。


「……だから、ではないか」


 茜子は首を傾げた。


「もう輿入れするから……妻として奥殿に籠もらなくてはならなくなるから、今こうしてここにおるのじゃ。もうこの市を訪れることもないであろうな。……寂しきことよ」


 言いながら、於稲は人々の明るい表情が行きかう賑わいを目を細めて眺めた。慣れ親しんできた景色と匂い。してのち、再びこの温かな空間に触れることが叶うのだろうか。


「ああ、姫様ぁ。ほんに、寂しゅうございますぅっ」


 涙もろい茜子が袖で顔を覆う。


「ははっ、おぬしは泣き虫だのう。小さき頃から寸分変わらぬ」


 於稲は困ったように笑って、同じ年の彼女の頭を撫でてやる。


 その、一見忙しく、実に朗らかなとき。


「待てェッ」


 後方から響いたのは怒声。驚いて振り向いた二人の横を、体格の良い男が駆け抜けていった。そしてさらに後ろには、必死の形相で駆けてくる商人風の男。彼は息も切れ切れに声を張り上げた。


「誰か捕まえてくれ、盗人だ!」


 誰より速く反応したのは、於稲だった。


「待てこのォッ」

「ひめっ…――おねい様!」


 止める間もなく駆け出してしまった於稲に、茜子は叫ぶ。そしてすぐ側の小屋に立て掛けてあった竹槍を掴んで、全力で於稲に向かって投げた。


「どうぞ、これを!」

「よしッ」


 於稲は飛んできた竹槍を器用に片手で受け取り、盗人を追いかけてまっしぐらに突っ走る。そしてあっという間に追いついてしまった。


「うりゃあっ」


 ブンッ、と男を目がけて槍を振るう。


「ひいぃっ」


 だが男も必死らしく、寸でのところで避けて、足を絡ませながら一心に逃げる。


「こんの……っ」


 かわされた方の於稲は余計にムキになり、更に形相を険しくして追いかける。


 その命がけの追いかけっこのはるか後方では、取り残された茜子が黙って於稲の勇姿を見つめていた。


 呆れているが、心配はしていない。一旦こうなってしまった於稲は、周りが何を言っても聞きはしない。だから止めることなど、しない。


 そして実は茜子自身が、ああして走り回る於稲の姿を見ているのが好きなのであった。生き生きとした姫君の破天荒な人柄を、誰よりも何よりも敬愛していた。


 だからこそ場外で見守っている茜子の、その隣までやっとこさ辿り着いた商人は、息を切らしながら驚嘆の声をこぼした。


「な……なんだ、あの娘」

「あ、商人殿。ご安心を、盗人はすぐに捕まりますよ。ここにてごゆるりとお休み下さいな」

「はぁ」


 茜子がにっこりと微笑んで言うと、男はますます訝しんだ。


「いや……あの子は何者かね」


 それは、捕り物の見物を決め込んでいる老若男女共通の疑問。誰も口を開かないが、聞き耳を立てて答えを待っている。


「さぁ。吉祥天女の化身かもしれません」


 茜子は苦笑を浮かべつつ、誇らしげに言った。


 吉祥天というより韋駄天のごとく駆ける於稲は、さっさと決着を着けたくてたまらなかった。それは走り続けることに足が疲れてきたからではなく、胸の奥の冷静な自分が、もう時間切れであることを告げているからであった。


 ―――そろそろ城に向かわなくては。


 苛立った於稲がチッと舌打ちをした瞬間、


「どえっ」


 逃げ回る盗人が目の前で派手に転んだ。それも、顔面から地面に突っ込むという悲惨な格好で。


 於稲は一瞬目を丸くしたが、ここぞとばかりに倒れた男を踏みつけ、竹槍の切っ先をその眉間にピタリとあてつけた。


「観念せい」

「くっ……」


 完全に動きを封じられた男が、悔しそうに顔を歪める。何か手段はないかと腕を地に這わせた。その仕草に於稲の眼差しがいっそう厳しさを増す。


「動くな。――『本多の薙刀姫なぎなたひめ』を知らぬのか?」 

「……あっ」


 男は悟り、諦めたように息をついた。


 ――本多の娘は姫にあらず。勇猛果敢なる薙刀の名手なり。


 ゆえに、薙刀姫と。於稲は城下ではそう呼ばれている。


「ふん、他愛ない」


 於稲が鼻を鳴らすと、すぐ横からパチパチ…と拍手が上がった。


「すごいなぁ、思わず見ほれてしまった」


 明るく屈託のない声。


 於稲が振り向くと、そこにいたのは少年と少女。少年の年頃は於稲よりいくらか上、少女の方は同じくらいだろう。手を叩いて於稲を褒め称えたのは少年の方で、少女は淡く笑んでその後ろに付き随っている。


「む? 何を白々しい。おぬしであろう、こいつを転ばせたのは」


 於稲は怒るでもなく笑うでもなく言った。


「あれ、しまったな。ばれてたか」


 少年は照れたように頬をかく。


 先ほど盗人が転んだのは、この男の足にひっかかったのだ。


 ただ者ではあるまい、と於稲は視線で問うのだが、彼はにこにことしているだけで何も言わない。


 わずかな沈黙の後、於稲は盗人を足蹴にしたまま頭を垂れた。


「ご尽力、感謝する」

「女の子を助けるのは男として当然だから」

「………それは、どうも」


 於稲は幾度か瞬いてから、思わず笑ってしまった。


 少年は格好も身軽で、言うことも軽薄。けれど隙がなくて不思議と人懐こい男だった。


 その無邪気な少年は、無邪気なまま問う。


「それで、なんでそいつ追っかけてたんだ。何かやらかしたのか」

「盗人じゃ。のう?」


 於稲は勝ち誇ったように男の顔を覗き込む。女に踏み付けられるという最大級の屈辱のもとにあるその男は、真っ赤な顔で「チクショウ」と吐き捨てた。


「おねい様。捕まえましたか」


 呑気に歩いてきた茜子に、於稲が手を振って答える。


「もちろん」

「ふふふ、お手柄でございました。……あら、そちらの方々は?」


 視線で指された少年は、ニコリと人当たりの良い笑みを返す。


「通りがかりの人ってやつさ」

「……そうですか」


 茜子からフッと笑みが消えた。その瞳は、手前の少年よりも、彼の後ろに立つ少女こそを捉えていた。いまだ一言も声を発していない彼女はただ微笑んでいる。


 そんな女二人の声なきやり取りには気づかずに、於稲が盗みを働いた男を立たせる。


「茜子、こやつを押さえておれ」

「はい」


 くるりと振り向いた茜子は笑顔だった。そして於稲から男と竹槍を預かり、確信をもった笑みで問う。


「おねい様、お怪我は?」

「あるわけないであろう、そんなもの」

「訊いてみただけです」


 茜子は惚れ惚れとした顔で頷いた。


「ああ、こりゃこりゃ、ありがとうござんした」


 疲労しきった顔でやってきたのはあの商人だ。いまだゼイゼイと苦しそうに呼吸している。老体に応えたのだろう。


「のぅ、商人殿。こやつはいったい何を盗ったのじゃ」

「へぇ。女物の櫛でございやす」

「女物の?」


 於稲は盗んだ本人の顔を覗き込んで聞き返した。男はさらに赤くなって「チッ」と顔を逸らす。


 於稲は思わず苦い顔をした。


「女装趣味か」

「馬鹿だな、恋人に贈ろうとしたんだろう」


 足掛けをはなった少年が訊くと、男はゆでだこのようになっていた。於稲は「なるほど」と瞬く。


「まったく、盗んだものをやってどうするんだ」


 少年は呆れ果てて言った。於稲は苦笑いして、懐から財布を取り出した。


「商人殿。お代はわらわが払うゆえ、こやつを見逃してやってくれぬか」

「おねい様」


 驚いた茜子が止めようとするが、於稲は小銭を商人の手に押し込めた。


「は、はぁ。わしは別にかまいやせんが」

「すまなかったな。こやつはわらわがよく説教しておく」

「へい……」


 商人はどこか腑に落ちない様子ながらも、軽く会釈して足早に立ち去った。勘定さえ合えば、いらぬ騒ぎに巻き込まれたくないのだろう。


 於稲は、思いがけなく命拾いした男に向き直る。


「盗っ人。今回はおぬしの恋人に免じて許してやる。が、次は首が飛ぶと思えよ?」

「は、はいっ」


 男は態度を一変して、於稲の前にひれ伏した。


「もういい、行け。恋人と仲良くやれよ」

「このご恩は、一生……っ」

「もうしないと誓えば、恩など忘れてよい」

「忘れません。もう二度と、このような真似は致しません!」


 男はもう一度深く頭を垂れてから、走り去っていった。その後ろ姿を、於稲はにこやかに見送る。


「真面目に働くんじゃぞー」

「おねい様ったら、また勝手なことを」


 かんかんの茜子を振り向いた於稲は、微笑む。けれど寂しそうにも見えた。何かをごまかすために笑んでいるように、見えた。


「茜子。わらわは、愚かかな」

「……いえ」


 茜子はもう咎めるようなことは言えなかった。ずっと側にいた姫君の、その心内を分かってしまったから。


「太っ腹だったなぁ」


 少年が感心したように言う。


「そうか? あやつが捕まってしまったら、恋人が可哀想だと思ってな」

「ああ……なるほど、女心ってやつ? それとも、その子が羨ましかったとか」


 カッとして於稲は彼を睨んだ。図星であったからかもしれない。だが少年は怯まず、気の抜けるような笑顔で言う。


「じゃあ、そんな君には俺からご褒美」

「え」


 少年が取り出したものは、乳白色の丸い粒がたくさん入った小瓶であった。そして自ら一粒を口にすると、ほら、と於稲に瓶ごと差し出す。


「飴。本当は櫛でも買ってやりたいところだけど、なにぶん手持ちに余裕がなくて。これでよければ全部あげるよ。甘くてうまいぞ」

「……いらぬ」


 それは別に、毒が入っているかなどとという疑いではなく、単純な遠慮であった。少年は片方の頬を飴玉で膨らませ、「ふぅん」と言ってそのまま瓶から手を放した。―――落ちる。


「わっ」


 反射的に飴玉の小瓶を両手で受け止めて、於稲は固まった。……まんまと受け取ってしまった。少年はしてやったり、と言わんばかりにご満悦だ。


 於稲は渋々ながら、中から一粒取り出した。


「では、一粒だけ」

「うん」


 渋面の茜子に気づいて少年は彼女にも勧めたが、茜子は「いりません」ときっぱり断った。


「美味しい…」


 口に含んだ於稲は思わず声にしてしまった。飴は口の中で甘い蜜となり、芳しい香を放ちながら溶けてゆく。


「だろ? やっぱり全部貰っておきなよ」

「いや、遠慮しておく。一粒で十分じゃ。ありがとう」

「そっか」


 於稲が本当に美味しそうに笑ったからだろうか、少年の頬もほころびた。返された瓶をまた懐にしまい込んで、口の中で飴玉を転がす。


 突然降ってきた声は、馬上から。


「何こんな所で和んでんだ、アホおねい」

葵亥あおい


 於稲がパッと表情を明るくする。それと対照的に、茜子が眉を吊り上げた。


「葵亥! あんたはまた、なんて口をきくのよ」


 於稲をアホ呼ばわりしたその少年は、十二歳になったばかりの茜子の弟だ。当然、於稲に大きな口がきけるような身分ではないのだが、当の於稲がそれを許してしまっているので茜子は困っていた。


「細かいことにこだわってる場合じゃねぇって」


 葵亥はしかめっ面で馬から飛び降りる。


「おねい、やばいぞ。親父様がカンカンだ」

「あッ」


 茜子がサッと青ざめる。すっかり忘れていた。だが於稲は全く焦る様子も無く、自若として頷く。


「ああ、早く行かなくてはな」


 言いながら葵亥から手綱を受け取ると、於稲は慣れた物腰で馬に跨った。この馬はもともと彼女の愛馬である。


「おや、何だか忙しそうだな。じゃ、俺たちはこの辺で」


 そう言って、人懐こい少年は笑みとともに身を返した。控えの娘がゆるやかに会釈する。


 「誰、こいつら」というさして関心もなさそうな葵亥の問いに、茜子が「通りすがりの人よ」と一言で返した。呑気な二人を背に、於稲は焦る。


「待て。おぬし、名は?」


 呼び止められて、少年は引いた足を止めて振り向いた。そして無言で馬上の於稲をじっと見上げる。その不思議と澄んだ瞳に引き込まれるように、於稲も見つめ返した。少年は本当に深い色の眸をしている。


 おねい様、と咎めるように茜子が於稲の袖を引く。


「『通りすがりの人』、さ」


 少年は唐突に破顔して、少し首を傾げて答えた。於稲は目を丸くする。


「……ただならぬおかたか」

「うーん、どうだろう。名無しの権兵衛ってだけかも」


 ハハハ、と少年は軽快に笑う。


「では。いつかまた会えるといいですね、『薙刀姫』さま」


 彼は甘く笑んで言うと、今度こそ手を振って去っていった。後ろの少女は結局最後まで何も言わないまま、ペコリと頭を下げて少年に随う。そうして、やがて二人は市の賑わいの中に消えた。


 その後ろ姿が溶け込んだ人ごみを、於稲は何だか呆気にとられてぼうっと見つめた。


「おねい様!」


 茜子が眉を曇らせて、思いつめたように呼ぶ。その大声でもって正気づいた於稲は、目をぱちくりさせながら彼女を見下ろした。


「何じゃ、茜子」

「おねい様、なりません。なりません…! これから何のために家康様のお城に伺うとお思いですか」


 茜子は必死に首を振って言った。


 確かにあの少年は、年頃の娘なら胸をときめかさずにはいられないほど、まれに見る整った面立ちの持ち主であった。だが、可哀想だ。これではあまりにも、姫が可哀想だ。


「茜子? 何をそんなに」


 泣きそうな茜子に、於稲はただ不思議そうな表情を向ける。


「おねい。今のヤツに惚れたのか?」

「なっ」


 葵亥の率直な問いに、於稲は顔を真っ赤にする。そして怒鳴るように言った。


「そんなわけないであろう! 何を、馬鹿なことを。わらわは今日にも婚約する身。今さら愛だの恋だの、何の意味も持たぬ。そんなもの、一切必要ナシじゃ」

「……それなら、いいのです。私の思い違いであっただけなら。余計なことを申し上げました」


 茜子は祈るような気持ちで顔を伏せた。


「全くじゃ。勘違いするな、あのかたは……ただ、不思議な男よと思っておっただけ」

「まぁ確かに、普通の男じゃないな」


 葵亥が神妙な顔をして腕を組んだので、於稲は彼を見やった。


「葵亥? それは、どういう」


 うん、と彼は頷く。


「男も変な奴だけど。あの、女の方」

「あれは忍びです」


 茜子は顔を上げて言った。少しはにかむように。


「忍びには忍びが分かるのです。匂い、とでも申しましょうか」

「忍び……」


 於稲はもう一度、あの二人の立ち去った方を見やった。


「ところで、時間は刻一刻こくいっこくと過ぎてんだけど」


 葵亥が難しい顔をする。ヒッと茜子が悲鳴を上げた。


「おねい様! は、早くお城に」

「ああ。これは父上の雷が落ちるのう」


 於稲が手綱を引くと、馬が短く嘶いた。

 慌てて茜子が引き止める。


「お待ちを。茜子もお供します」

「いらぬいらぬ、一人で平気じゃ。おぬしたちは先に屋敷へ戻っておれ」


 於稲は強気にニッと笑って見せた。


「おねい様」

「じゃあな、おねい。せいぜいイイ男を捕まえろよ」


 狼狽する姉の横で、葵亥は頭の後ろに手を組んだ。


「任せておけ。―――ハッ」


 馬は勢いよく駆け出した。

 頬を撫ぜる秋の風、青すぎる空、流れゆく白雲。何もかもが、眩しい頃だった。





右京うきょう


 騒々しい市の人ごみの中で、彼は自分の後ろに付き従う少女の名を呼んだ。


「本多って、あの本多かな」


 右京と呼ばれた少女は、軽やかな声音で答えた。


「そうね。本多家の大姫おおひめ(長女)、いね姫様でしょう。側にいた二人は伊賀者だったわ」

「また会えるだろうか」


 彼は遠くの空を見つめたままつぶやく。右京は小さく微笑んだ。


「お会いしたいの?」

「……近いうちに、必ず。会える気がする」


 少年はどこか艶っぽい笑みをたたえて振り向いた。右京はやはり笑みで答える。だがそれは一瞬のこと。


「さて」


 少年は嘘のように邪気のない笑顔になった。


「兄貴に何か土産でも買って帰んなきゃなー、右京」

「ええ、信仍のぶしげ様」


 彼が開いた扇の面で、六文銭の紋が舞った。

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