24.Chop(たたき切る)

 このInktoberだが、毎日のお題については2018年の公式のお題に準拠している。

 なので元は英語である。

 その英語のテーマを毎回日本語に訳してからぐだぐだと三文文を書き連ねているわけで。


 今回のChopの日本語訳を調べてみたところ、その幅の広さに驚いた


・ぶち切る、樹木をたたき切って進む、

・小さく切る、切り刻む

・短く切って言う、とぎれとぎれに言う

・削る、削減する

・中止する、取りやめる

・クビにする

・ちいさな肉片

・急に変わる、ぐらつく

・あご

・品質、等級

・印鑑(を押す)


 おそらくは切るという意味から派生して、いろいろな場面で使われるようになったのだろうが、それにしても幅広い。さらにchopsticksとやると箸という意味だったりして、そうなってくるともう捉えどころがどこだかわからなくなってしまう。


 一つ言えることは、言葉は変化するということだ。

 国語に明るい人にはとても当たり前のことなのだが、言葉は時代とともに変化する。たとえば、経済という言葉が経世済民を略した言葉なんてことはほとんどの人が知らないと思う。


 変化する、というのは基本的に良いことだと僕は思っている。

 ずっと同じことを続けられる人のことももちろん尊敬しているのだが、変われる人、変わることに恐怖心のない人に僕は憧れを抱いてしまう。


 かくいう僕も、変化することでここまでやってきたつもりだ。

 何かを変えるたびに、僕は新しい武器を手に入れてやるという気持ちでずっとやって来た。四〇歳になった今でも、変化したり、新しいことを始めたり、出会ったりすることは積極的にやっていきたいと考えている。メジャーに行くプロ野球選手も、きっとそのあたりのことを欲して環境を変えるんじゃないだろうか。

 困ったときは困難な道を選ぶ。

 いつもいつもそうはいかないのだろうけれど、なるべくそういう選択をできるように、常にかかとは上げて立っているつもりだ。

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