言葉と表現と影響


 やぁやぁ、もちださんだよ。

 昼は会社で夜は執筆という毎日を送っているよ。

 でも明日は確定申告に行こうと思っているよ。




 ちょっと聞いてくださいよ。

 とある人から「今日は綺麗だね!」なんて言われたんですよ! 失礼ですよね!


 なーんてこと、あったりします?

 もちださんは会社に行く時はノーメイクが通常モードなんで、メイクしてる稀な日もあったりするんで、上記のように言われてもしょうがないって思うタイプです。


 まぁ落ち着いてくださいよ。

 その人も「今日は綺麗」と言っただけで「他の日は不細工」と言ったわけではないんです。

 悪気もないし、むしろ褒めようとしていたんですからいいじゃないですか。


 え? 特別に今日何かしたわけでもないって?

 それならそれでいいじゃないですか。

 綺麗とかそういう感覚って個人差があるもんです。その人があなたのことを「綺麗だと感じる日」だったのでは?

 ひねくれたこと言わずに、素直になりなよ。アイツのこと……好きなんだろ?(誰




 前置きが長くなりましたが。




 ある作品を読んでいて違和感をおぼえたんですよ。

 ちょっと考えてみてください。

 たとえば「人に不快感を与えるような笑顔」を表現するとします。


 ライトな表現なら「顔をニヤつかせて」とか?

 小難しい表現なら「下卑た笑みを浮かべて」みたいな?


 どちらも不快感を与える表現かなぁと思うのですが。

 さて、ここで『仲のいい友人が主人公のことを軽くからかっている』場面で使うとしたらどちらでしょう?って話なのです。


 そうね。

 もちださんが後者を使うとしたら『ヒロインがとんでもない悪党に襲われている』くらいの場面じゃないとなぁって思うんです。

 どちらも日本語として間違っていないんですけど、言葉……特に漢字が与える印象って強いと思うんです。

 これは個人の感性もあるので、何が正解かとかそういうのではないんですけどね。

 もちださんが「下卑た」ではなく「ニヤつく」ほうを取ったのは、過去に読んできた小説の影響に他ならないのです。だってほとんどの小説で「下卑た」笑いを浮かべている奴らは、だいたい悪人でしたから……。

 ここにどうしても「下卑た」という言葉を入れるとしたら、ちょっと技法を使わないといけないかなぁと思いますね。どこまでこの場面が重要かにもよりますけど。

 技法を使うと良くも悪くも効果がありますからね……ふぇぇ(脳みそ疲れてきたw)




 そんなやこんなやで、日常のちょっとした違和感について書きました。

 脳みそ疲れたので寝ます。

 おやすみなさいまし。



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兼業作家が日々思うこと。 もちだもちこ @mochidako

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