第2話 夫とは結婚紹介所で知りあったのだ。

夫とは結婚紹介所で知り合い、41歳で結婚。

結婚紹介所でいろんな人と会い、嫌ではないけれど好きでもない、

というか普通、クラスにいたらたぶん話さないだろう、的な、そんな感じ。


少し面倒になってきたので、少々休もうと思っていて、

でも漠然とわかってきていたのは、

バイクが好きでスタジオジブリも好きな人、

そんな人が自分にあっているのかもと。


そんなことで、夫と初めて会ったとき、

なんてセクシーな人なんだろうと、感じたのを覚えている。

穏やかで笑顔が素敵で、

そして「魔女の宅急便」ジジのぬいぐるみが車の中にあったのだ!


おっ、これだ、この人かもと、思ってしまった。


それからまあ、普通に少しつきあい、結婚。

幸せ。なんだ、私、とか思っていたら、

これがまぁ、修行の日々の始まりだった。


彼についてはいろいろある。

その中でも一番強烈だったカルチャーショック出来事。


定期健康診断へ一緒に行った。

彼は、殆ど自分の健康に注意をしないので、

健康診断結果数値をみれば、少しは興味をもって改善してもらえることを期待して。


結果、予想通り数値が悪く、

これでは大変なことになる、すぐにでも生活改善しないといけません、

と、担当医師。


自分、やっぱり、これできっと生活を変えてくれるだろう、

と、そばで聞いている、と、


説明が終わった瞬間、彼が言ったのだ。


なんで、見も知らない初めてあった人からそんなことを言われなきゃいけねいんだ!


本気、真面目、ものすごく真剣に、自分に訴えてくる。


驚。


おぉ、自分、ものすごい人と結婚してしまったのだ、と、。


それから10年、今では笑える話になっている。

が、初めて会ったとき感じた、セクシー、はもうちっとも感じない。


そしてあちらもこちらにいろいろあるのだろう。


そんなことで、今日のほうれい線、アスタリスクお試しセット10日間、8日目。

すこーしすこしだけ、ふっくらしてきたかもしれない。

ほうれい線、相変わらず、上がってこない。




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