第11話 謎の男性とメイさんとの関係
引っ越しをした翌日、メイさんの家に置かれていた男性について恐る恐る訊いてみた。
「メイさん、この男性って誰?」
「川原木に見つかってしまったか…。その男は…。まあ、あれだよ!知り合いみたいな…そんな感じだ。これといった関わりはないぞ。」
明らかに普段のメイさんとは違った。何かを隠している。でも、メイさんは言わない。
ここまで、頑なに男性について答えないのは過去に何かしらの事があったのだろう。
ただ、メイさん曰く生涯「野良猫」。飼われたことは無く、ずっと木の実などを食べながら生活していたと明かしている。
だから、飼われていて捨てられたのでは無いか?は考えにくい。
でも、メイさんはその男性の写真を見せられても多少の動揺はあったものの拒絶などをしている印象は受けなかった。
男性とメイさんは一体どういった関係なのだろうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます