『芸術の頂上たる城』美術城イクリプス

・概要


屋敷通りの少し離れた場所にある古風な作りの城、だが色はケミカルに塗りたくられている。

カンパニー登場とほぼ同時期に現れ、以後は各地より芸術家、作家、役者、音楽家など各地より才能あふれるものを回収して回り、独自の文明を作り上げている。

昼間は静かだが日が暮れると中から住民が現れ、各種芸術を披露してくれる。


・地理


周囲は草原で、そこにポツンと立っている。壁はあるが堀はなく、代わりに石像などが並んでいる。

基盤は円形に積み重ねていた石の城で、その周囲にキャンバスを張り付け、日替わりで絵柄が変わる。同時に窓と言う窓は全部塞がれている。

屋根にはソーラーパネルが、またプラスチックなものも多くある。

周囲にはコアなファンによるキャンプ地ができており、芸術家を目指すもの、それを楽しみたいもの、商機を見出したものと結構賑わっている。

城内には選ばれた芸術家しか入れない。


・特産


芸術、こちらの芸術とカンパニーのコマーシャルとが融合し、独自の芸術が開花している。ただ、一見すれば煌びやかながら、見る人が見れば魂がこもっていない上っ面だけ、に見える。

世捨て人のような人が多く、全財産をなげうって、というのが多い。また場の空気から大盤振る舞いも多く、なのでおこぼれにあずかれる。ただし芸術評論は刃傷沙汰にもつながるので注意が必要。

行方不明者、夜のパーティーが介されるたびに少しずつ人数が減ってってる。が、キャンプ地には怪しげなハーブが出回っており、みんなぼんやりしててあんまり考えられてない。

吸血鬼の巣窟、原住民の吸血鬼がカンパニーに与して色々集めている。現在は♡に属しているが、能力的には劣っており、太陽光に弱い。というかその克服のために属している。城の地下には犠牲者の死体が溜まっており、処理に困っていたりする。



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