エーデムもしくはその容姿を引き継ぐ者


 エーデム族は、かつて、神のごとき存在と言われた魔族であり、エーデムリングに眠る力を解放し、様々な奇跡を起こしてきたと言われる。

 本来のエーデム族は、銀白色の髪に銀の角を持ち、緑の瞳である。

 だが、時代が下るにつれ、有角の者は減り、その能力は失われた。

 エーデム王の強力な結界により、守られている国であり、ウーレンとは同盟関係にある。



【シビル・レーヴェル】


 エーデム王族の血を引く貴族。

 鎖国状態のエーデムにおいて、外との交易の一切を任されている商家の主人。

 ラウルの細工師としての才能を開花させるため、ムテにやってきて、エーデムへの移住を勧めた。



【レサ】


 タカの妻。かつて、リューマ族の仲間たちと、行動を共にしていた。

 トビが連れてきたジュエルの新しい母となる。



【イリス】


 タカとレサの娘。だが、本当の父は違うと感じている。

 ジュエルの姉となる。



【セリス・セルディン】


「銀のムテ人」では、名前だけの登場。

 エーデム王。ムンクという鳥を間者として使う。

 ウーレン王アルヴィラントの伯父に当たる。



【セルディーン・ウーレン・ド・リューマ】


「銀のムテ人」では、名前だけの登場。

 ウーレン王アルヴィラントの双子の兄で、本人はエーデム族であることを捨て、混血魔族であることを宣言しつつ、ウーレン第一皇子であることを強調した。



【メルロイ=セラファン・エーデム】


「銀のムテ人」では、名前だけの登場。

 エーデム王の地位を捨て、歌うたいとして放浪している。

 アルヴィラントとサリサの旅の友であった。

 サリサをムテに送り届けた後、誰もその行方を知らない。

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銀のムテ人 =春うららかに= わたなべ りえ @riehime

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