あいつの全てが鼻につく、はずだったのに。

 勝気な主人公の奮闘記。しかし主人公にライバルがいた。事あるごとに主人公に絡んで、「俺ってお前よりすごくない?」オーラ全開な男だった。そして極めつけは「お前は一生俺に勝てない」と言い放つ。負けず嫌いな主人公は、自分が男に勝っている部分を挙げてみるが、いまいち上手くいかない。
 そんな折、何故か主人公の体調を心配してきた男は、ランチに主人公を誘う。
 悔しい、悔しい、悔しい。
 私はまだ、あいつに勝てない。一生勝てないかもしれない。
 だって、あいつは――。

 是非、御一読下さい。