刃は夜闇に煌めく-2/3

 <静夢亭>を出たブレトとカブリがやって来たのは娼館が立ち並ぶ花街の一角だった。暗い夜道を照らすための灯火は点いていたが、娼館の門に明かりは付いていない。それぞれの店の前には一応、用心棒達が立ってはいたが仕事がないらしく誰も彼も壁に背を持たれかけて暇を持て余しているようだった。

 ここに来ようと言ったのはブレトである、目的は犯人の足跡を探すためだった。ブレトは捕吏ではないし、捕り物の経験もない。けれども狩人として数え切れぬほど逃げ隠れする動物達を探し出し、射貫いてきた。捕り物と狩猟は違うが、似ているところもきっとあるだろう。


 隠れている獲物を探し出すためにすることといえば、その痕跡を見つけ出すことである。それは捕り物では変わらないはずだ、ということで哀れな男が凶刃に倒れた現場をこの目で見て、下手人の足跡が残されていないかを探すためカブリに案内させたのである。


「最後に殺しがあったのはここだ、暗くてよくわからんが石畳の上にまだ血の染みが残っているはずだぞ」

 立ち止まったカブリがつま先で石畳の上をコツンと叩いた。

 そこは花街と他の区画を繋ぐ道で、灯火が少なく暗い場所だった。道の両脇にある建物は高く、月明りも届かない。目を凝らせばなるほど、石畳の上にはまだ黒い流れ出た血の跡があるのが分かる。けれども言われなければ気づけなかっただろう。

「ここでどういう風に切られたのか、わかりますか?」

 ブレトは屈みこんで石畳を撫でた。分かっていたことだが、血はとっくの昔に乾き切っていて指先には冷たい石の感触だけがある。


「話によれば女を買った帰りに背中から切り付けられた、ということだ。それ以上のことは何にも知らん、斬られた男の名前も知らんよ」

「なるほど、背中から……」

 ブレトは乾いた血の上に立つと花街に背を向け、商店の並ぶ区画へと目を向けた。被害者が見た最期の光景と同じものを見ているはず、といってもブレトが見たいのはそれではない。


 そこから二歩ほど後ろに下がる、そこはおそらく犯人が男を斬り付けた時に立っていた場所である。見える景色はさほど変わらない、ブレトはそこで考え始めた。

 犯人の気持ちを想像しているのだ。狩りを行う時は獲物の目線になって物を考えることが必要になる、獲物は何を見ているのか知らねばならぬ。これの応用でブレトは今回の獲物、つまりは犯人の目線になってみようとしたのだ。


「ねぇカブリさん、どうして犯人は背中から切り付けたのでしょう?」

「それは卑怯者だからに決まっているではないか、誇りある戦士ならば例え自分より強大な相手であろうと正面から立ち向かうものよ」

「いやそんな事聞いてるんじゃないんですよ、卑怯者だというのはわかってます。どうしてそんな卑怯な手を使ったのだと思いますか? という質問ですよ」

「変なことを聞くやつだな、そんなもの姿を見られず不意を突きたいからに決まっているだろうが。正面からやれば避けられるかもしれんが、背後からならそこそこの技量でも一刀でやれるからな」

「まぁそうですよねぇ……」


 カブリの答えはブレトの予想としていたものと寸分違わぬものであった。聞いてみたのは剣の専門家は自分と違う見方をするかもしれない、そう考えたからである。けれども聞くことでブレトは確信を得られた。もっとも、その確信が捕り物に繋がるかは別の話である。

 ブレトは両手を広げて道の幅を確かめた、大人三人が横に並んでも少し余裕がある程度の広さだった。すれ違ってから切り付けたのだろうか、けれどその可能性は低いように思える。


 殺しが始まったのは一か月前から、ブレトは辻斬りの事を知らなかったがそれは女遊びに興味がなく縁もないからである。女遊びをする連中が辻斬りの噂を知らないはずはなく、知っていればこんな暗がりの道ですれ違う者があれば気を付けるはず。

 とくれば、すれ違いざまに切り付けるのは正面から斬るのと大して変わりあるまい。辻斬りの犯人は知能ある人間であろうから、警戒されることぐらいわかっているはずだ。となればどこかに潜んでいたのではないだろうか。


「カブリさん、また尋ねますがこの辺りって身を隠せるような場所ってありますか?」

「あぁそんなものはそこいらにあるぞ。よく見ろ、そこいらに細い路地があるだろう」

 暗いうえに地面ばかり気にしていたため気づけていなかったが、なるほどそこかしこに大人一人が通れる程度の細い路地が幾つもある。数えてみると、この通りだけでも五本もの路地があった。

「どうしてこんなにあるんですか……」

 ブレトの呟きにカブリは溜息を吐く。


「お前は本当にモノを知らん奴だな、花街の周りというのはどこもそんなものだぞ。他の所と比べて細い路地が多いのはな、俺も用心棒家業を始めたころに気になったもんだ。だが無知でいるわけにもいかんからな、恥を忍んで人に尋ねたことがある」

「ほぅ、ということはカブリさんは理由を知っているわけですか。ぜひ教えて欲しいものですね」

「あぁもちろん教えてやるとも。これら細い路地はな、女を買いたいがその姿を人に見られては恥ずかしいという気の小さな連中のためにあるのよ。例えば貴族とか役人だな、そんな人目を気にする小心者が隠れて女を買えるようにするための道というわけだ。だからその細い路地は入り組んで様々なところに通じているわけよ、ちょっとした迷路みたいになっているらしい」

「なるほど、そういう理由があるわけですか」

 思わず感心してしまったブレトだったが、同時に頭が痛くなってきた。つまりこれ、隠れる場所など幾つもあるのと大して意味が変わらない。おそらく犯人はこの細い路地を巧みに活用して辻斬りに及んだのだろう。


 時間だけはある、見つけた五本の路地をそれぞれ調べてみたが何も見つけられなかった。そもそも痕跡など残されていない可能性もあったが、何より暗い。退屈を持て余していたとはいえ、やって来る時間を間違えてしまった。

 一応、暗がりに潜んでいた火と土の精霊に怪しい人影を見なかったか、と尋ねてみた。けれども精霊たちはふわりふわり、踊るようにたゆたうだけで何も伝わってはこなかった。元より期待はしていなかったが、得られたものが無いことにブレトは溜息を吐き出した。


「溜息なんぞ吐きよってからに。その様子だと、何の手掛かりも見つけられんかったようだな」

「カブリさんの仰る通り、なんにも見つけられませんでした。気を急いて来る時間を間違えましたね、もっとも奴さんが慎重で何にも残ってないのかもしれませんが」

「なるほどな、とすると諦めるか? 金は欲しいがどうしても、というわけでもない。お前はもちろんの事、俺にだって此度の件で動いてやる義理もないからな」

「諦める、ですか……うぅん……」

 すぐには決められなかった。

 捕り物と狩猟が違うことはわかっている、けども猟師としての沽券が簡単に諦めることを許してくれない。それに犯人を捕らえる手立てが全く無い、というわけでもなかった。


 追い掛けるばかりが狩りではない、罠を張って獲物が掛かるのを待つ手もある。危険が伴う方法ではあるが自らを美味しい餌、娼館帰りの客を装って誘き寄せるという手段もある。

 ただ、娼館が営業を行っていない今はこの手を使えない。他にも手がないかと、腕を組んでうんうんと唸りながら頭を回してみたが何も思い浮かばなかった。捕吏ならば手立ての一つや二つあるのだろうが、ブレトは猟師でしかない。

「帰りましょう……」

 まだ諦めたくない気持ちがあるために、宣言するブレトの声は小さなものだった。


「あぁ<静夢亭>で酒でも呑んで寝てしまおうではないか。待っていればその内あちらさんからやって来る事だってあるかもしれんぞ」

 カブリは気落ちしているブレトに慰めの言葉をかけると共に背中を叩く。ブレトは慰められるほど落ち込んじゃいない、内心でそう呟いたがその肩は明らかに下がっていた。


 

 <静夢亭>に帰ってからブレトは犯人探しに出掛けることはしなかった。追い掛けてみようという気になったのは暇を潰す、というのが主目的であって金が欲しいわけでもなく、ましてや義理などあろうはずもない。

 なのでブレトはまた材木を削り整え、工芸品を作っては売る日々に戻った。ただ一度は足を向けた出来事、娼館に関わる情報を集めるようになっていた。


 そうして一週間の日々が過ぎたころ、犯人が捕まったという話が耳に入った。

 話によれば犯人はとある廻船問屋の若旦那であるという。動機は馴染みの娼婦が相手にしてくれなくなったので他の客を殺して独占を企んだ、ということである。

 <静夢亭>だけでなく他の酒場でも実しやかに囁かれてはいるが、この話を信じている者はいない、もちろんブレトも信じていない。ある廻船問屋の若旦那が捕まったというは確かだったが、動機を含めたその他は嘘で塗り固められているはずだ。

 カブリは殺された者の傷口を見て、手練れの仕業と判断した。カブリ程の剣士が言うのだから間違いないし、またそれほどの剣士が手練れと断ずるだけの技を一介の商人が身に着けられるとは思えない。


 動機も珍妙なもの。馴染みの娼婦を独占したいなら積む金を増やす等、安全な方法は幾らでもあるはずだ。殺し、等という危険を伴うやり方を商人なんていう人種がやるとは思えない。

 大方、捕まった廻船問屋の若旦那は元々何か悪さをしていたのではなかろうか。そこに営業を再開するためとりあえず犯人が欲しい娼館が手を貸し、何者かが彼を罠に嵌めたのだろう。そこにどんな権謀術数があったのか、好奇心が刺激されるところはあるが、首を突っ込めばその首が無くなることになる。


 もっともこの辺りの事実は今も娼館の用心棒を務めているカブリなら何か知っているかもしれず、ブレトは材木を削りながら相棒の大男が<静夢亭>にやってくるのを待っていた。

 正午を告げる鐘が街全体に鳴り響いて少し経った頃、扉が勢い良く開け放たれて扉の鈴がけたたましい音を上げる。カブリがやって来たのだ。

 カブリはいつものようにブレトを見つけ出すと、店員に酒と食事の注文を入れてからブレトの前に座る。ただ今日は随分と機嫌が悪いようで、椅子に座るや否や腕を組み、足も大股で唇を尖らせそっぽを向いていた。ブレトが何かした、というわけではない。カブリは腹立たしい己の腹の内を隠そうとしないだけだ。

 彼がこうも怒りを抱えている理由をブレトは察しているだけに、どうのこうのというつもりはない。ただあからさまに怒っているのをあまりに主張しすぎているその姿に小さく息を吐く。


「例の捕まった、名前は知りませんが廻船問屋の若旦那ですか。あれ、犯人なんかじゃない、廻船問屋があそこまでの剣技を習得できるもんか。そう言いたいのでしょう? ついでに言うとあの若旦那は商人連中のいざこざに巻き込まれただけだ、あれが犯人であるものか。そういうわけですよね?」

 このブレトの言葉にカブリは目をぱちくりとしばたかせた後、さっきまでの怒りはどこへやら、急に目を輝かせて机に身を乗り出した。自分の言わんとすること、言おうとしていた事を友が先に口にしたことに驚いたし、何より嬉しかったのだ。


「おぉそうだ実にその通り、一言一句違わずして同じことを言おうとしておったところだ。ブレトよ、良く俺の心が読めたな」

「読むもなにも、あなたの場合は何もかもが顔に出すぎなんですよ。ま、私も話を聞いた時に同じことを考えていたということもありますが」

 二人はここで言葉を止めて、カブリの酒がやって来るのを待った。カブリの酒が運ばれてくると、二人は杯を交わしてそれぞれの酒を飲み干してから話を続ける。


「カブリさんに聞きたいんですけれど、廻船問屋の若旦那。あれ、娼館が安全を謳いたいがために適当な悪さをしてたやつを犯人にでっちあげただけですよね?」

「うむ、そんな所だろう。娼館の旦那連中もそこまでは口にしておらんが、見てれば分かる。真犯人はまだうろついて、今も今日の獲物を探しておることだろうよ」

 カブリは声を小さくしようという気がないし、ブレトもそれを咎める気がない。廻船問屋の若旦那が犯人でないことは誰だってわかることだ、隠すようなことではない。


「犯人をでっちあげたくなる気持ちもわからないではないですがね、次の被害者が出たらどうするつもりなんでしょうね」

「さてな、俺には連中の考えてることはさっぱりわからんよ。だがまぁ旦那連中もそれなりに事態を重く見ておるようだ、盗賊組合に頼んでそこかしこに見張りを立てることにしたらしい」

「おや、そんな話を聞いたのですか?」

「いいや、聞いてはいないが花街の辺りに普段見かけない連中の姿が増えた。それにどいつもこいつも足音を一切立てない盗人の歩き方をしているときた、注意深いやつならすぐにわかるとも。盗賊組合は娼館組合から金を貰っとるからな、娼館の売り上げが少ないのは盗賊組合にとっても痛手なんだろうよ」

「なるほど、つまりは客を囮にして組合所属の盗賊が真犯人を捕まえようとしている。そんな事になっているわけですか、しかし出来るもんなんですかねぇ」

 盗賊の中には暗殺の技に長けている者もいるという、刃物の扱いは素人とは比べ物にならないだろう。けれども、捕り物ないし向かい合っての勝負に使える技を持っているのだろうかという疑問が浮かんだ。


「他に頼れる者がおらんというのもあるんだろうな、捕吏の連中は最初から動く気もない。そのせいかは知らんが、前に話した報奨金だったか懸賞金だったかな。どっちでも構わんが覚えておるだろう? 旦那連中、まだそのつもりでいるらしい」

「おや、それは興味深い」

 酒を飲もうと杯を手にしたところでブレトの動きが止まった。


 一度は手を引いたものの、興味を全く失ったわけではない。あるからこそ、こんな話をしているわけだが、金が貰えるかもしれないとなればまた動いてみようという気になって来る。

 どうやらそれはブレトの表情に出ていたらしく、カブリはにやりと笑った。

「どうする? 動いてみるか?」

「いいや、動きません」

「なに、正気か? お前さんこの間なんぞ意気揚々と犯人探しをしていたではないか、今なら餌なぞそこらに歩いておるわ。俺はこれを好機だと捉えているんだがな」

 カブリの言っていることはわからないでもないし、ブレトも本音の所では再び犯人捜しのために花街へと繰り出したかった。けれどもそれは今ではない、機はまだ来ていないのだ。


「好機と捉えたくなるのも分かりますよ、けど私からすればまだその時は来ていません。ちょいとカブリさん、あなたが犯人だったらどうします? 女を買った客を殺したくって仕方ない、けど辺りには目を光らせている奴が一杯いるんです」

「ふむ言われてみればその通りだな。俺が犯人なら今は息を潜めて待つことにするな、どんな達人だろうと数の力には適わんのだ。路上には歩き方からして素人でない連中がいるのだ、そんな時に事に及べば自分の身を滅ぼしかねんな」

「そういうわけです」

 ここで辻斬りの話題は終わった、後は他愛のない話ばかり。しばらくはこの話をすることは無いだろう、辻斬りの真犯人だってすぐに行動を起こすことは無いはずだ。ブレトはそう思っていたし、カブリだってそう思っていた。

 

 ところが二日後、新たな犠牲者が出たとの話がブレトの耳に入ってきた。幾ら何でも早すぎる、何かの間違いか誰かの出まかせだろう。ブレトはそう考えたかったのだが、信憑性は高い。

 それというのもその話をブレトにしたのはカブリである。市井の噂話ならともかく、娼館の用心棒を勤め上げている彼が言うのだから間違いはない。

「俄かには信じがたい話ですね、幾ら何でも早すぎる。一体どういう事なんです?」

 夕刻の<静夢亭>でブレトは干した果実を齧りつつ、話を持ってきたカブリに聞いた。


「俺に聞かれても知るものか、俺だってわからん。それに斬られたのは女を買った客ではなくてだな、組合の依頼で警邏していた盗賊だというのだからな。しかもだ、これまでは一度に一人だったが今度は四人も五人も殺された」

「本当ですか!?」

 つい大きな声が出てしまい、酒場の視線がブレトへと集中する。ブレトは咳払いを一つして、何事もなかったかのように装って続けた。


「盗賊組合もそれはもう、怒髪天を衝く勢いになっているのではないですか?」

「あぁ、そうだとも。連中、怒り心頭に発してな、辻斬り犯をどうあっても捕まえると息巻いておる。面子を傷つけられたのだからなぁ、まぁ無理もない」

 カブリは息を一つ吐き出してから蒸留酒を口に含むのだが、その一連の動作にいつものような豪快さがない。ふと、窓を見てみれば差し込む光は赤からさらに暗く紫色になっている。


 そろそろ用心棒の仕事が忙しくなる頃合いだ。だというのにカブリは焼いた骨付き肉を少しずつ齧り、のんびりとその味を堪能している。時間に追われている様子は一切なく、そこでブレトは察した。

「なるほど、盗賊組合が本腰を入れたのでただの用心棒は邪魔だ。ということで暇を出されたわけですか」

「そういう事だ、顔に泥を塗られたその気持ちは分かるが考えなしの連中だな。盗賊連中が素人でない事ぐらい知っておるが、剣の専門家ではない。俺も聞いた話でしかないのだがな、今回斬られた連中は犯人とやりあった上で一刀のもとに切り伏せられたという。だというのに盗賊だけでやろうというのだ、無謀だな」

「カブリさんは手を出す気はないので?」

 カブリは頷いて答え、骨に残った僅かな肉を歯で削り落とす。普段のカブリなら、そんな少量の肉など捨て置くか、骨ごと嚙み砕くかのどちらかだろう。どうにも急に暇になって時間を持て余しているらしい。


 おそらく拗ねているのだ。カブリは剣の達人で自信もある、そして辻斬りの犯人も剣の達人。だというのに除け者にされてしまった事が気に入らないのだ。口には出さないが、盗賊連中が全員斬り殺されてしまえ、ぐらいの事は思っているに違いない。

「じゃあ私は一人で行くとしますかね」

 素早く身支度を整えてブレトは立ち上がる。犯人は剣の達人、相対する事になれば斬られるだろう事は分かっていた。けれどもそうはならないだろう。


「よし、お前が向かうのならば俺も行くとしよう。娼館の辺りで弓は使えんしな、それにこの俺を除け者にした卑賤な盗賊共に身の程を知らしめてくれる」

 意気揚々とカブリも立ち上がり、腰に佩いた剣の位置を整えた。

 カブリだって拗ねていただけで本当は辻斬り犯を追いかけたくて仕方がなかったのである。ブレトが行くと一言いえば付いてくるのは分かり切っていた事だった。

「では向かうとしますか」

 ブレトとカブリ、二人は互いの拳を軽く突き合わせると暮れなずむミドナイト=フスの街へと飛び出した。

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