朝焼けの島

この世界は黒い布に覆われている。
伝説に伝わるその昔、不届きものが、火と呼ばれる新たな光を生み出したからだ。天は怒り狂い、空に真っ黒な布をかけた。
私は祭司。不届き者の末裔。火を扱う巫女。けして天から許されぬ存在。
今日も私は仕事を務める。天に認められた者を、帳から送り出す仕事を。

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もイ。（Twitter@moi_chikuwabu）さんからいただいたタイトルで一本。
お察しの通りプロメテウスの火から題をとりました。
アジアンファンタジーはけっこう好きです。

同題同内容がすでにカクヨムに投稿されていますが、あれは私の昔のアカウントですので無断転載などではありません（詳細が気になる方はTwitterにて）

ノートにあとがきっぽいものを書きました。死ぬほど暇な方はそちらもどうぞ