番外編2 Lubuntu20.04Ltsを入れてみた!

先日、dynabookに入っていたubuntuを20.04Ltsにアップデートしたのは前の所に書いた通りですが、Vaioに入れた方のxubuntu20.04Ltsは何事もなくサクサクと動いているのですが、ubuntuの方ですが最初は何事もなかったのですが、使ってるうちにもっさりして来まして、特に裏で何かが動作してるとyoutubeの320の動画もカクカクするようになりました。何も無い時は問題ないのですが、やはり新しいubntuはこの機種には荷が重かったようです。推奨のスペックを見ても、デュアルコア2.0Ghz以上のCPUでメモリーが4Gとなっています。CPUは一応クリアしていますが、メモリーが3Gしか無いので足りません。

 どうするか考えました。新しくDDR3のメモリーを買うか、このスペックで足りるOSを探すかです。そして結論は後者になりました。

 やはり本家のubuntuは最低でも4G積んでないと苦しいですね。もはや本家のubuntuはそれほど軽いディストリビューションでは無いということですね。

 候補としては、Linux MintかLubuntuですね。両方とも魅力的ですが、Lubuntuの方が新しいのでこれに決めました。それに自分のではありませんが、知人のXPが入っていたノートにLubuntu18.04LTSを入れたこともありますので。今回も簡単だろうと勝手に思ったのです。

 例によってLubuntuのHPに行きISOファイルをダウンロードしてDVDに書き込みます。これで準備完了。

 BIOSはCDドライブが読み込みの一番になったままなので、DVDをセットして電源を入れます。するとLiveCDが立ち上がりました。インストールですので左側のアイコンをクリックするとインストール画面になりました。しかし、Wi-Hiの設定をしておかないとこの先に進めないので設定をします。

 インストーラーが立ち上がります。インストールの条件を選択します。つまり元のubuntuを消して置き換えるのか、デュアルブートにするのかです。最初はubuntuを消そうと思っていたのですがこの時、急に気が変わりデュアルブートにする事にしました。

 そこをクリックするとパテーションの変更画面になります。320GバイトのHDDのうち(認識は300Gバイト)Lubuntuを200Gバイト、ubuntuを100Gバイトに設定しました。「次」をクリックすると「パテーションを変更しています」の画面になります。これが結構かかりました。終わるとようやくインストールが始まります。

 日本語を選択して、例によってタイムゾーンの設定や名前、パスワードの設定と進みます。このバージョンからは「サードパーティ云々」とか「更新をウンウン」のチェックはありませんでした。そのまま小一時間でインストールが完了しました。ディスクを抜いて再起動です。デュアルブートですのでOSの選択画面が現れます。Lubuntuもubuntuも同じくubuntuと表示されますが、後から入れた方が上に来るので一番上を選択します。するとLubuntuが立ち上がりました。

 最初に更新をします。これがまた結構時間が掛かりました。それとこの時感じたのは色々な所が日本語になっておらず、結構英語のままだと思ったことです。兎に角mozcを入れないと日本語入力が出来ないのでこれを入れます。最初はソフトウェアから検索で探してインストールしようと思ったのですが見つからないのでコマンドを入れてインストールします。

$ sudo apt install -y ibus-mozc

$ sudo reboot

 と入れます。このぐらいは私も出来るようになりました。

 インストールが終わると再起動します。すると日本語が入力出来るようになりました。

 驚いたのはfirefoxです。同期させたのは良いのですが、日本語化されていません。仕方なくプラグインの「Japanese Language Pack」を探して来てこれをインストールします。

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/japanese-language-pack-1/?src=search

 ここからインストールします。firefoxを再起動させると日本語化が出来ました。

 今回のLubuntu20.04LTSですが、最初からLibreOfficeがフルで入っているのが良いですね。

 Lubuntu20.04LTSでは「ソフトウェア」と言う名称のものは無く「Discover]と言う名前のものが代わりになります。使い方も一緒ですね。通常のソフトはここからインストールします。

 使ってみて感じたのは、そのサクサク感ですね。firefoxを立ち上げた時の比較ですが、SSDのwindows機がクリックした瞬間に立ち上がるのに対して、Xubuntu20.04Ltsでは1.2.で3にならない内に使えるようになります。ubuntu20.04Ltsが1.2.3.4まで時間が掛かっていたのですが、Lubuntu20.04LTSでは1.2でもう使えるのです。かなり早いですね。ちなみにHDDです。他のソフトも良い感じで動作します。これでSSDに換装したら、どうなるのか面白いと思いました。

 Lubuntu20.04LTSの動作条件が1GHzのCPU。512M以上のメモリーですからね。かなり条件は良いのですね。

 こんな訳で使えるようになるまでは少し時間がかかりましたが、その苦労が気にならないほどのサクサクな動作です。

前の18.04LTSからかなり変わった感じがしますが。慣れれば面白いですね。参考になればと思い追記しました。




 

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