番外編3 HDDをSSDに換装 メモリーを増設

 先日、DynaBookにlubuntuをインストールした顛末を書いたのですが、暫く使ってみて、何か自分とは合わない感じがしました。細部の表記は英語のままだし、サクサクと動くのですが、イマイチ使いづらいのです(自分の使い方ではです)

 そんな時にyoutubeで同じDynaBookB351を使ってる人がおり、しかもHDDをSSDに、メモリーも換装してる動画をみつけました。やり方等は分かっていたのですが、実際に目にして見て自分もやりたくなりました。メモリーも取り替えて増設してHDDもSSDに入れ替えようと思ったのです。

 そこで色々と検索しますと、この機種はデュアルチャンネルに対応している事が分かりました。ubuntuがデュアルチャンネルに対応してるのかは判りませんが、兎に角両方とも換装して新しくubuntu20.04Ltsをインストールすることにしました。

 まずメモリーを調べます。元々はDDR3 10600でしたのでこれで検索をしますと新品は結構高いです。そこで中古で調べますとDDR3 10600はやはり高いのでDDR3L 12800にします。下位互換があるので、動画でもこれを入れて動作していました。これを二枚8G注文しました。お店はドスパラの京都店の中古センターです。

 次にSSDを調べます。容量では120Gもあれば充分ですが、正直240ぐらいは欲しいところです。これは流石に新品を調べると大体4000円から5000円ほどですね。速さはそれほど必要ではない(最新の速さにマザーが対応していないから。SATA2なので)ので安いのを検索します。するとApacerのAP240GAS340G-1 (240GB) というのを見つけました。まあ可もなし不可もない機種のようです。色々と調べると初期不良さえなければ使えると分かりました。これを購入します。お店はやはりドスパラでした(偶然ですw)決め手は安かったからです。

 翌日、遅く注文したSSDが先に来たのでこれから換装します。電源を落として冷ましてから電源を抜いてバッテリーを外します。この機種はメモリーとHDDの所が別々の蓋がついておりそれぞれ簡単に開けることが出来ます。機種によっては、裏蓋全部取り外さないとならないものも結構多いのでこれは助かります。以前、PCを販売してる知人に訪ねたら

 「東芝とHPは作りが違う。特に東芝は部品点数も少なく、メンテナンスしやすいので、買うなら東芝がオススメ」

  そんなことを言っていたのを思い出しました。

 裏蓋を開けるとHDDが収まっていました。東芝製でした。純正品だったのですね。中国製でしたがw

 右にあるHDDを取り付けているネジを外します。この時使うドライバーは先端が磁石になってるものを使うと便利です。

 ネジを外したら左にスライドさせるとHDDが外れて取り出せます。HDDそのものは金具にマウントされているのでこれを外します(四隅のネジを外します)

 外れたらHDDが取り出せますので変わりにSSDを取り付けます。四隅のネジをハメたらPC本体に装着します。今度は右にスライドしてハメ込みます。この時に取り付けのネジの位置を合わせてください。そこにネジをハメ込み取り付けて換装は完了です。

 蓋を元に戻し、バッテリーを装着して電源を差し込み、電源ボタンを入れます。するとブートするものが無いと表示されるので、ここで落としておいて書き込みを済ませたubuntu20.04Lts-jpのDVDを入れます。この後は通常のインストールと同じです。インストール完了後にデーターを何処にUPして保存するか問われます。色々ありますが一応googlを選択しておきました。なんだかubuntu自体でもそのようなクラウドがあるみたいですが、今回はいじりませんでした。その次に更新をした時に再起動しなくても良いLivePatchの設定とか出て来ましたがこれも後にします。

 firefoxを同期させ、ファイヤーウォールの設定とbleachbitを入れ、とりあえず使えるようになりました。

 再起動させてみたところ、HDDの頃は2分ぐらい掛かりましたが、30秒ほどで立ち上がりました。システムが古いのでこんなものだろうと思い、翌日に来るメモリーの換装で少しは早くなるのではと考えました。

 翌日メモリーが届きました。今回は増設ではなく二枚とも換装します。例によって電源を抜いてバッテリーを外します。裏蓋を外し、刺さっているメモリーの左右のピンを横に広げるとメモリーが起き上がります。これを抜いて、新しいメモリーを斜めに差し込み押し込みます。もう一枚も同じようにして刺します。元に戻してこれで換装は完了です。

 電源を入れて立ち上げて見ると、今度は20秒ほどで立ち上がりました。少し速くなりました。詳細を見て見ると認識は7.7Gとなっていました。特別速くなった感じはしませんが、メモリーに余裕が出来たこと。で安心してubuntu20.04Ltsが使えそうです。SATA2でも結構効果がありました。

 速度の計測はアクティビティのユーティリティのデスクから計測出来ます。

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