第二十話 眠れる森の俺 2

 自分とは一体何者なのか? 哲学的な問いでなければ大抵は小学生でも答えることができる。

 でも、今の俺にはそれができない。


 自分が何者であるのか、どうやって生まれたのか、そしてどうなるのか……今の俺の存在はあまりにも希薄で、俺が本当は誰なのか納得できる答えは見つからない。

 今、この場には重症を負ってベッドに横たわったまま意識が戻らない純次と、入れ替わりの真実を教えてくれたマコ様。そして、俺の目の前には姿を現した彼女がいた。

 その姿は見間違えるはずもない、毎日鏡で見ていた立花 のえるだ。でも、その顔は不思議なことに『紗江』にそっくりだった。そして、女子高の制服を着ているのに、なぜか佐々木 雄一のようにも思える。

 目を凝らして見ようとすればするほど認識がどんどん曖昧になって行く。それでも、なぜか俺にはわかっていた。彼女はのえる……この身体の主人格だ。

 おそらく彼女の姿は俺にだけ見えているのだろう。


「相変わらず鋭いわね、志摩子先生。上手く騙したと思ってたのに、こうもアッサリと見抜かれてしまうなんて……」


 のえるはそう言って俺を振り返る。


「貴方がもう少しだけ思い切りが良ければ、こんな面倒なことにはならなかったのに」


「雄一君は貴女を助けようとしたのよ」


 マコ様がのえるに反論する。


「あら、彼のせいで失敗したっていうのに……女子校のスクールカウンセラーなんかやってるからかしら、男の子には優しいんですね。患者に被差別意識を持たせるなんて、カウンセラー失格なんじゃないですか? 志摩子先生」


「失敗って……。一体どうするつもりだったの?」


「わかってるくせに、私の口から言わせたいのね。本当に嫌な先生……」


 そう言ってのえるはうつむく。表情は見えない。


「彼にはパパを殺してもらおうと思っていたの 」


 のえるの言葉が鋭い刃物のように俺の胸に突き刺さる。

 それが何を意味するものなのかすぐには理解できなかった。まるで夢の中にいるように現実味がない。


「ご存知の通り、私は小さい頃から酷い性的虐待を受けていました。でも、私自身はそれを知らなかった……ずっと紗江が身代わりになってくれていたことも。彼女は私にとって優しい姉のような存在でした。そんな私達に酷いことをしてきたパパには酬いを受けてもらうことにしたんです」


 なるほど。あの異常な父親は俺だけでなく紗江も、そしてのえる本人をも傷つけて蝕み続けてきたのだ。紗江が幼かったのえるを庇うために生まれた人格だとするならば、俺は元凶である父親そのものを排除するために誕生した人格だったということか。

 しかし……。


「それは嘘よ」


 俺の思考を吹き飛ばすようにマコ様が鋭く否定する。

 のえるは俯いていた顔を上げた。ピンク色の小振りな唇から真っ赤な舌先を覗かせてイタズラっ子のように微笑んでいる。


「志摩子先生に嘘吐き呼ばわりされるなんて……心外だわ」


 マコ様はそれに取り合わない。


「あたしは父親の性的虐待のことなんか言ってないわ。だって、紗江が生まれた原因はそれとは無関係なのだから」


 マコ様の言葉に俺は戸惑う。性的虐待が原因じゃない? じゃあ、あの父親の行動は一体なんだ?

 俺は疑問を口にしようとしたが、どうしてだか言葉は出てこない。

 マコ様が話を続ける。


「交代人格の存在に気づいてから、貴女にはそのための治療を開始したの。紗江に交代している時のビデオを撮って貴女に見せたわよね。解離性同一性障害の治療のためには、患者自身が原因となるトラウマを認識してそれと向かい合わなくちゃならない。だから貴女にそれを教えたわ。原因は、幼い頃から貴女を虐待してきた……『母親』にあると……」


 母親がのえるを虐待していた?

 まるで他人のような視線を向けてくる無関心な母親の顔を思い出す。


「そうでしたね。でも、志摩子先生に言われるよりもずっと前から、私は紗江と出会っていたんですよ。小学校の低学年の頃か、ひょっとしたらもっと以前からだったかもう思い出せないくらい。まるで鏡に映したように私にそっくりな紗江を、幼い頃は双子の姉妹だと思っていました。彼女は私が寂しい時、悲しい時、辛い時、どんな時でも必ずそばにいて慰めてくれた。私の一番の友達でした。でも、高学年になると紗江が他の人たちには見えないことに気がついて……。それから彼女は幽霊なんだと思うようになった。何か重い病気で物心つく前に死んでしまった私の本当の姉妹に違いない。そう考えたら誰にも彼女のことを話せなくなってしまいました。だって、幽霊に取り憑かれてるとわかったら、どこかのお寺に連れていかれて偉いお坊さんに祓われてしまうでしょう?」


 のえるは遠い目をしてクスクスと笑い出す。


「志摩子先生から交代人格の話を聞かされて、やっと紗江の正体がわかりました。でも、彼女はトラウマの原因について私には何も言ってくれなかった。だから、もし本当に紗江があの女から虐待されているのなら、訴えるための証拠が必要だと思ったんです。私が認識していない間の出来事をアイフォンのアプリで録音しようとして設置場所を探しました。そして、パパの書斎で偶然それを見つけました。DVDだった。中身の映像は、パパに犯されている紗江の姿でした……」


 のえるはそこまで言うと口をつぐむ。

 俺の脳裏にフラッシュバックするあの陵辱シーンは、そのビデオ映像だったのかもしれない。そう思うと俺の心に怒りが沸騰する。

 でも……マコ様はさっき、性的虐待はなかったと言わなかったか? いや、多重人格の原因が性的虐待ではないと言ったのか?


「私はすぐにでも紗江に問い正したかったのに、それからしばらくの間、彼女は現れませんでした。きっと私がビデオを観てしまったことがわかったのでしょう。それから半月ほど経ったある夕方。あの女ーー母親が突然キレ出して、意味の分からないことを叫びながら私を殴った。私は驚いて自分の部屋まで逃げました。すると、ベッドの上に紗江が座っていて……私を見ていました。彼女が言うには、あの女はもう十年以上もあんな状態なんだって。紗江はずっとそれに耐えてきたって。私の身代わりにあんな酷いことをずっとされてきた紗江。私は彼女に感謝すべきかしら?」


 そう言って、のえるはマコ様を見据える。でも返事はない。


「でもね、真相はもっと複雑で捻じ曲がっていたのよ。あのビデオのことを私はどうしてもハッキリさせたかった。だっておかしいでしょう? 虐待の主謀者は母親なんでしょう? どうしてパパとあんなことをするの? 理由はこうだった。虐待に耐え兼ねた紗江は、母親への復讐を思いついたの。あの女に最も効果的なダメージを与えるために彼女は……こともあろうにパパを執拗に誘惑して……ついには体の関係になってしまった」


 まさか、あの温和で天然な紗江が復讐のためにそんなことをするなんて、俺にはにわかに信じられない。


「それに紗江は、母親に見せつけるためにあのビデオを撮ったと言ったわ」


「カウンセリングに現れた紗江は父親から性的虐待を受けたと言ったけれど、そういうことだったのね。でも、紗江が誘惑したというのなら、殺したいほど父親を憎む理由がわからないわ」


 マコ様が切り返す。二人の会話がまるで他人事のように冷静に交わされていく。


「先生がおっしゃる通り、それだけじゃパパを殺そうとまでは思わないでしょうね。それを話すためにはもう少しおしゃべりする必要がありそうです。紗江がパパと関係を持つようになってしばらくすると、それは母親の知るところとなりました。自分の夫がこともあろうに虐待していた娘に寝取られてしまったわけです。当然、あの女は怒り狂ったことでしょう。でも、何もできなかった。もともと娘を溺愛していた父親が、今度は娘を女としても愛するようになってしまった。いかなる時でも娘の立場、娘の言動が優先されるようになって、母親は娘に文句一つ言えなくなった。女同士の家庭内のヒエラルキーは完全に逆転してしまった。この時点で、母親の虐待に耐える生活も終わりました。でも紗江の役割は終わらなかった。この立場を維持するために父親とセックスし続けなくてはならなかったからです。私は男性とキスさえしたことがなかったから、紗江は私に相談することもできなかったのでしょう。彼女は別の新しい呪縛に苦しむことになりました。でもそれも最初のうちだけだった……」


 のえるの目がすぅっと細められる。ベッドのシーツを握る手に力が入るように見えた。マコ様は黙ってのえるの話を聞いている。


「私は、中学の卒業間際にある男の子とお付き合いをすることになりました。初めて彼に抱かれた時、その……あまりのあっけなさに拍子抜けしました。その後もずっと……私にとってセックスはまるで手をつなぐようなささやかで健全な行為だった。もうわかるでしょう? 私のセックスはすべて紗江が肩代わりしていたんです。最初の彼と別れても、他の誰と付き合っても……。それっておかしいでしょう? あり得ないでしょう? 処女だった私がその違和感に気づくのにはずいぶん時間がかかった。その時につけられた淫乱女のレッテルは未だに剥がすことができないでいます。丁度その頃です。志摩子先生に紗江の正体を聞かされたのが。そして、私はあのDVDを見つけた」


「それは……紗江にとって父親とほかの男性との行為が区別できなかったということかしら」


 マコ様が言葉を挟む。もう、のえるの話を否定しようとはしなかった。


「区別できなかったのか、理由があってそうしなかったのかはわかりません。でも、そんなことはどうでもいいと思ってました。だって、父親との義務的なセックスを紗江に押し付けて、自分だけが自由に恋愛するだなんて勝手すぎる話じゃないですか。私はそう思ってた。でも、本当はそれさえも些細なことだったのよ! そのころの紗江はもう私のために行動していたわけじゃなかった。あの子は望んで自分からセックスしていたのよ。私の交代人格は快楽のために父親とセックスをする薄汚いケダモノだった! 私はパパの書斎で新しいDVDを見つけたわ。紗江がパパの上にまたがりながら嫌らしい言葉を叫び続けていた。私の声で! あの売女は優しかったパパを穢して泥沼に沈めたの! 私の身体で! 絶対に許すことなんかできない! あいつは死んで当然だった! 消えてなくなってよかったのよ!」


 のえるの口調は途中から激しいものに変化し、最後は喉の奥から絞り出すような絶叫になっていた。彼女の魂の叫びが心臓の鼓動となって俺たちの胸をノックする。


「ちょっと待って!」


 マコ様が鋭い声を投げつける。


「消えたってどういうこと? 紗江はどうなったの?」


「雄一君がパパをバスルームで撃退したあの夜、私は一旦自宅に戻ってきたの。そこで両親は口論していた。パパは頭皮を切って派手に出血したけれど、脳しんとうを起こしただけで済んでいた。あの女は、パパに危害を加えた私を精神病扱いして施設に入れると言い出したみたい。パパはそれに反対してそんなことを言うあの女を非難した。それが口論の原因。そこへ私が戻ったものだから、あの女は逆上してキッチンの包丁で私に斬りかかってきたの。それを止めようとしたパパとあの女が掴みあって、気がついたら包丁は女の腹に刺さっていたわ。そして紗江はいなくなった……」


「どうして?」


「さぁー? 私にわかるわけないでしょ。とにかく気配がなくなって、それっきり現れてないわ」


 のえるは両手のひらを天に向けたジェスチャーをする。


「父親が母親を刺したショックで閉じ籠ってしまったのか……」


「あるいは、自分の目的を達成して消滅したのかも……ふふふ。どちらにしても、もう嫌な女も売女も消えて、私の邪魔をするものは誰もいなくなった! 私は生まれて初めて、本当の意味で自由になったの! この意味が貴女にわかる? この素晴らしい開放感! 今まで無理やり着せられていたボロ布を脱ぎ捨てて、素肌が冷たくて清浄な空気に震えるこの感覚! 圧倒的な自由とリアリティーに翻弄されて私は身も心も興奮していた。……ふと気づくと、私の足元に膝まづいて涙を流している哀れな男が見えたの。赤く穢れた包丁を握り締めたパパだったわ。いいえ、以前私が敬愛してパパと呼んでいた男。弱々しくうなだれて嗚咽を漏らす彼が、私には急に愛おしく見えた。おかしいでしょう? 余計な存在がなくなって彼が一人ぼっちになって初めて、私は彼の身体に触れたいと思ったの。その哀れな唇を優しく慰めてあげたい。痩せて震える身体に力がみなぎるように手助けしてあげたい。だから私は……」


 のえるの目は見開かれたまま俺を見据えていた。すでに俺には彼女の行動の意味も理屈も何一つ理解できなかった。


「なのに彼は私を拒絶したの! なんで? どうして? 誘惑に負けて実の娘に手を出した弱い男のクセに! 理性の無いケダモノ以下の異常者のクセに! 彼は私に言ったの『のえるじゃない。お前は誰だ』って! 今まで自分が犯していた紗江を本物の娘だと思っていたのよ。顔も身体もおんなじだから? 娘は私なのに! 私こそが本物ののえるだって言うのに、いつからか私のことなんてまるで見ていなかった! あの人の目には紗江しか映ってなかったのよ! おかしいでしょう? 変でしょう? そう思わない? そう思うよねぇ?」


 のえるは声を張り上げて誰にともなく問いかける。瞳は細かく左右に振れていて、彼女の精神が著しく安定を欠いていることを表していた。


「落ち着いて! のえる!」


 このままでは暴れて怪我をするかもしれない。マコ様がのえるを守るように後ろから抱き留めようとする。


「あああああああああああああああああああああー!」


 のえるは絶叫を上げながらもがいて暴れる。その時に初めて、俺は自分の身体が自分でコントロールできないことに気がついた。いや、すでにわかっていたハズなのになぜだかそれを認識できなかった。今この身体はのえるが完全に支配している。俺はそれをすぐ近くで見ていることしかできない。


「ああっ!」


 悲鳴と同時にマコ様が飛び退き、ソファーに倒れ込む。彼女は左腕を押さえていた。その指の隙間から袖が真っ赤に染まっていく。

 のえるの手に何時の間にか刃物のようなものが握られていた。俺はその凶器に見覚えがある。見舞いの花束を活けるためにナースセンターから借りた事務用のハサミだ。あのハサミを使った後、俺はどこに置いたのだろうか。どうしても思い出せない。


「先生も私の邪魔をするのね」


 のえるはそうつぶやくとハサミを握りしめてマコ様に襲いかかった。

 止めなくては! 目の前で繰り広げられる凶行を見過ごすことなどできない。しかし、ここ数ヶ月慣れ親しんできた美しい身体は俺を拒絶する。

 床に尻餅をついたマコ様にのえるが襲いかかる。振り上げられる凶器。そして次の瞬間それが振り降ろされる。刃を避けようと手のひらを突き出すマコ様の悲鳴が部屋中に響く。

 身体は動かない。

 ハサミはマコ様の腕や身体に無情に突き立てられる。

 もう彼女の口から悲鳴は聞こえず、代わりに短いため息のようなものに変わっていく。まるでそれは、激しい喘ぎ声のようにも聞こえてくる。

 のえるがひときわ高くハサミを振りかざしたその時、大きな手が彼女の手首を掴んだ。ベッドの上から伸びる純次の太い腕がのえるの手首をガッチリと捕まえていた。のえるはハサミを左手に持ち替えて、彼の腕に何度も突き刺す。

 純次の腕は彼女を離した。

 のえるは立ち上がると、ベッドに横たわっている純次を見下ろした。

 目覚めたばかりの彼は、まだ意識が朦朧としているようだ。

 彼をどうするつもりだ? やめろ!

 のえるに俺の声が聞こえているのかわからない。しかし、叫ばずにはいられなかった。

 俺の必死の声も虚しく、ハサミの先端が純次の鎖骨の辺りに振り降ろされる。凶刃は、のえるが握り締める小指の辺りまで突き刺さる。衝撃で揺すられた純次の表情はしかし変わらない。

 ハサミが一旦抜き取られ、再び振り降ろされる。今度は脇腹だ。刃先は鋭い音を立てて肋骨に当たって跳ね返り、病室の端まで飛んで床に落ちた。

 のえるはゆっくりと歩いてハサミを拾うと再びベッドに近づいた。そしてまた凶器を振り上げる。

 もうダメだと覚悟した瞬間、純次の瞳に光が戻った。彼の腕がハサミを掴んだのえるの腕を再び捕らえる。


「のえ……る、や……めろ。目をさ……ま……」


 純次が肺の中の空気をすべて絞り出すような声で叫ぶ。

 無駄だ。純次。その女はお前の知ってるのえるじゃない。本物なんだよ。


「のえ……る……のえる!」


 純次が何度ものえるの名を呼ぶ。

 その叫びを聞くうちに、やっとわかった。わかってしまった。考えるまでもないことだった。純次が呼んでいるのは俺だ。この俺のことだ!

 突然、純次の両腕がのえるの身体を抱き寄せる。頭を押さえられて彼の顔が近づく。そして無理やり口づけされた。

 右手が自由になったことに俺の方がわずかに早く気づいた。のえるよりも一瞬だけ早く、俺は自分の右手にハサミの感触を確認する。

 今この瞬間。この手を動かすことができるのなら、俺はどうなってもいい。すべての罪を被って、このまま消えてしまっても構わない。


 だから……動いて!


 願いとは通じるものなのか、それともキスの衝撃がのえるを油断させたのか、その右手はほんのわずかな時間だけ彼女の支配から解き放たれた。

 時間の流れが遅い。純次の太い腕が俺の腰を捉え、もう片方の腕は頭の後ろをがっちりと押さえつけている。コイツの豪胆さには本当に恐れ入る。自分を刺そうとしている相手を抱きしめてキスするなんて、まともな神経でできることじゃない。唇を重ねたまま、声に出せない最後のセリフを俺は胸の内につぶやく。

 何度も助けてくれてありがとう。そして……さよなら。


 俺は右手に握ったハサミの刃先を自分の首に突き立て、そしてすぐに引き抜いた。

 ありがたいことに一撃で頸動脈を深く傷つけることができた。

 俺の首から噴き出した血が、驚愕を貼り付けた純次の顔に、枕に、シーツに降り掛かる。目の前に溢れる真っ赤な情景に色彩感覚が狂わされて世界が緑がかって見える。

 のえるの姿は消えていた。


 良かった。これですべて終わる。終われる。

 少しづつ暮れて行く視界が何かに覆われたように見えなくなった。マコ様は無事だろうか。この惨状を見たら今度こそ佐々木家の母親に恨まれるだろう。のえるの父親は今頃どうしているだろうか。急にたくさんのことが頭をよぎっていくけれど、彼の髪の匂いに包まれているうちに次第に全部どうでもよくなってしまった。


 でも……そう、一つだけ……。

 もしも、代理人格にも生まれ変わりがあるのなら、俺はまたこの世界に生まれたい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る