なんて悲しい話なんでしょうか。それなのにいつまでもこの世界から抜け出したくないと思ってしまう不思議。プロとして活動されているんですね。どうりで。
あんまりファンタジーファンタジーしてないファンタジーが好きです。 とくに勇者とか魔法使いとか武器商人とかゾンビとかがでてくるとダメ。 異世界ものも嫌い。 日常…
原稿用紙で50~60枚くらいの短篇です。それっぽっちの枚数で、ひとの一生を描き、とても読みやすく、キャッチーなショッキングさがあり、さらに「その先」へ悠々と進む、そういう物語が書けるのだという、書き…続きを読む
この小説の世界に救いはない。では主人公には救いはないのか。救われるとか、生きるとか、そういうのどうやったらできるのか。そんなことを思いながら読みました。この小説には救いのない世界で人が救われるこ…続きを読む
日常、生きている証に使われる体温。主人公に取ってそれはあまりにも淡々と冷たい。作中後半に主人公が帯びる、ある熱だけがやけに温かく生命感を伴って読むものに問いかけて来る。あなたは生きているか?…続きを読む
作中にも描かれていますが、自身が酷い状況にあるにも関わらず、目に見えるものに注意が向いてしまう事があるのでしょう。そうすることで自身の状態から目をそらすことが出来るのかもしれません。意識が消…続きを読む
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