「秋山が立たされた理由」欄のある学級日誌　４冊目！！！！

本当に花の数だけ物語を創り出せるのではと思わせる、驚異のハイペースで繰り出されるラブコメショートショートの良心、今回はラブコメの王道とも言えるプレゼント交換がメインテーマとなっております。ヒロインのボケにツッコむ主人公のはずが、理解ある（？）クラスメイトらの協力（？？）を得て、もはやダブルボケに発展していく様は、エンターテインメントの教科書と呼んでも過言ではないでしょう。
定番ネタを更にハイブローな仕上がりにするトークの切れ味はもちろんのこと、この更新ペースにしてクオリティが落ちるどころか益々上がるというのは、まさにストーリーテラーの鑑！　最終話までの見事な流れとその落とし方に、ラブコメの真…続きを読む

物心つく前からずっと一緒にいたふたり。
同じ日に生まれたから、誕生日もいつも一緒。
振り回されっぱなしの彼も、振り回すのがとっても上手な彼女も、お互いの為のプレゼントを選びます。
だけどもちろん、一筋縄でいく筈がありません。だって、秋立ですもの。
泣いたり笑ったり、怒ったりほんわかしたり。
紆余曲折の末のバースデーパーティー。
お互いに贈ったものは……

何より大切なものを教えてくれる、素敵なお話でした。

秋立シリーズも四冊目となりました。
このシリーズ特有の、ほっこりとやさしい気持ち。今回のプレゼント編、とお呼びしてもいいのでしょうか、今作では、特に、その色が濃く見られていて、とても癒されます。

だれかにプレゼントをしようと思った時に、この作品を思い出すのではないかと思います。

くすくす笑えてほっこり読後感の『秋立』シリーズ４冊目❣️

今回のキーワードはプレゼント🎁

プレゼントって悩みます。
贈る相手が欲しがっているもの。
贈る相手が喜んでくれるもの。

でもね、そうやって相手のことを思いやったり考えていること自体も「贈り物」なのです。
「キミのことを考えていたんだよ。キミの笑顔を思い浮かべていたんだよ」って思っている時間も「贈り物」

優しい『秋立』ワールドへぜひどうぞ。
きっと周りの人を大切にしたくなる、そんな素敵な物語です。

私がリズミカルに通勤できるのも秋立のおかげです。
100冊までの道のりは遠いですが、この二人ならきっと成し遂げてくれると信じています。