強盗童話／Ⅱ

気になるその後、それぞれの日常、知らなかった話。舞台裏と言うけれど、メインストーリーを読んだ人達にはボリューム盛り沢山のご馳走かと。

勿論、完食です

不真面目な一言紹介ごめんなさい。
強盗童話1で書ききれなかったエピソードが、毎週月曜日に1話読める幸せ。たまりませんね。
あのキャラや、あのキャラの意外な側面が見られるのかなとか、平穏な日常風景も見れたりするのかなと期待大です。
あと、作者さんが料理得意なだけあって、料理の描写はすごく美味しそうでした。夜読んだら飯テロになりそうです。

何時も楽しく読ませて頂いております。
此れからも頑張ってくださいませ～。

月曜朝は、強盗童話！
で同じみ強盗童話セカンドシーズン！

悲劇的な終幕を見せた【緑】、その在りし日のエピソード。
相変わらずのトップスピードで展開するこの物語は、過ぎ去った過去にして最先端。エピローグにしてプロローグ、そして、終わりにして始まりである、【あの】出会いに向けて引き絞られた弓の、お話。

興奮、スリル、幼き日の夢、そして感動。彼らが生き生きと生きた伝説の戦いを、是非ともご覧あれ。

昔話が色々絡み合ってこの時はこうだったのかとか、こんな風に思ってたのかこの人はとか色々裏がわかる作品になってる！
今後も楽しみでなりません！！

大人になると、気づかないうちにあらわれてしまう日常のルーチンというものがある。
私の場合、面白かった作品に触れた後につくため息がそうだ。
その意味で、この作品は、というより『強盗童話』は間違いなく面白い。
だから前作（あるいは本編）である『強盗童話』もあわせてオススメしたい。

作者の持ち味である、軽妙で心地よい語りや登場人物の掛け合い、脳裏に鮮やかに浮かぶ情景描写は健在。それでいて、見せ場における息をのむような筆致たるや素晴らしいの一言。
一瞬のうちに展開する場面を、読者が脳裏にスローモーションで克明に映像化できる文章はこの作者ならではということができるだろう。

さながらそれは、子供時代…続きを読む